写真はトランプ批判の急先鋒という顔を持つリチャード・アーミテージ元米国国務副長官とトランプ大統領の就任式当日に岩谷氏自らセッティングし会談した時の様子。
(略)
対米外交でも“大失態”
岩屋氏には、対米外交でも致命的な失態があった。
「1月20日にトランプ大統領の就任式に出席し、翌21日にはルビオ国務長官との会談に臨んだ。一見、順調な滑り出しだが、就任式当日に行われた、とある人物との面会が日米外交当局の間で問題視されている」
相手は共和党における国防戦略の専門家で、かつてブッシュ(息子)政権の国務副長官を務めたリチャード・アーミテージ氏だった。
「いまも米国の外交や安全保障政策に影響力を持つ重鎮で、日本に知己が多いことでも知られる。日米関係の良き理解者である一方、トランプ批判の急先鋒という顔も持つ人物ですね」
「石破首相に似て不勉強なのに目立ちたがり」
外相経験者も苦笑する。
「よりによって就任式の当日に、大統領の神経を逆なでしている相手と面会するとはね。外務省にセッティングした理由を尋ねたよ」
それによると、
「会談は岩屋が自分でセットしたそうで、自分に独自のパイプがあるとアピールする狙いだったとか。ここまで外交センスが欠如していたとは驚きだよ」
岩屋氏は防衛相経験もある国防族の一人。が、“身内”からの評判も芳しくない。
「岩屋は石破首相に似て、不勉強なのに目立ちたがり。主張も野党に近く、集団的自衛権の行使を可能にする平和安全法制の制定や、反撃能力の保有にも消極的。防衛相だった平成30年に起きた、韓国軍艦の海自機に対するレーダー照射事件を韓国国防相との会談で不問として批判を浴びた」(国防族議員)
「至誠通天」「寧耐成事」「敬天愛人」……。座右の銘すらコロコロ変えることでも知られる岩屋氏に、外交・安保は荷が重かろう。
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【News Everydayさんの投稿】
引用元 https://www.dailyshincho.jp/article/2025/02030540/?all=1&page=2
岩屋毅外相がアメリカで外交上の大きな失態を犯したという報道を見て、改めて日本の対米外交の在り方について考えさせられた。トランプ大統領の就任式に出席した直後に、反トランプ派の代表格であるリチャード・アーミテージ氏と会談したというのだから、外交センスの欠如と言われても仕方がないだろう。就任式当日に大統領の神経を逆なでするような行動を取るのは、まさに配慮を欠いた判断だったと言わざるを得ない。
アーミテージ氏は日本にも多くの知己を持ち、日米関係に精通した人物であることは間違いない。しかし、現在の米国の政治情勢を考えれば、トランプ政権発足直後にそのような人物と面会することが、どういう意味を持つのかは明白だったはずだ。これは単なる外交ミスではなく、日本の対米関係に悪影響を及ぼしかねない行為だったのではないか。トランプ政権の方針を踏まえたうえでの外交戦略を立てるべきだったのに、そうした配慮が見られなかったことが問題だ。
岩屋氏は防衛相としての経験もある国防族の一人とされているが、その実績には疑問符が付く。特に、韓国軍による海自機へのレーダー照射事件の際の対応は、日本の国益を考えれば疑問の残るものだった。この問題は、日本の防衛政策において非常に重要な事案だったにもかかわらず、韓国側への強い抗議を行わず、事実上不問にした形になったことは、当時も大きな批判を浴びた。外交や安全保障の分野では、明確な意思表示が求められるが、岩屋氏にはそれが欠けているのではないかと感じる。
また、今回の件について、岩屋氏が「独自のパイプ」を誇示するために自ら会談をセッティングしたという話には呆れるしかない。外交というのは個人のアピールの場ではなく、国益を最大限に考慮して行動すべきものだ。外相という立場にありながら、自らの存在感を示すことを優先したかのような行動は、到底許されるものではない。トランプ政権との関係を強化することが最優先課題である時に、対立する人物との会談を組むというのは、戦略的思考が決定的に欠如している証拠だろう。
対米外交の重要性を考えれば、こうした判断ミスは日本にとって大きな損失となる可能性がある。アメリカの政治情勢を正確に把握し、その時々の政権に合わせた対応をすることが、日本の国益を守る上で極めて重要だ。しかし、今回の岩屋氏の行動は、そうした基本的な外交戦略すら考慮されていなかったように見える。これでは、日本の対米関係が悪化するのも無理はない。
日本の外相には、国際情勢を的確に読み取り、適切な判断を下す能力が求められる。特に、安全保障環境が不安定化している現在においては、外交の一つ一つの動きが日本の未来を左右することになる。今回の失態が今後の外交にどのような影響を及ぼすのかは不透明だが、少なくとも日本の外交当局にとっては、今後の対応を慎重に進めなければならないことは明らかだ。
そもそも、岩屋氏は集団的自衛権の行使を可能にする平和安全法制や、反撃能力の保有にも消極的な立場を取ってきた人物だ。国防を担う立場にありながら、こうした姿勢を見せていたこと自体、問題視されるべきではないか。国防というのは単に軍事力を持つかどうかの問題ではなく、国家としての意思を明確に示すことが重要だ。しかし、岩屋氏のこれまでの発言や行動を見る限り、その覚悟があるのかは疑わしい。
さらに、彼の座右の銘が「至誠通天」から「寧耐成事」、そして「敬天愛人」とコロコロ変わるという話を聞くと、一貫した信念があるのかどうかも疑問に思えてくる。政治家には確固たる信念とぶれない軸が求められるが、その点でも頼りなさを感じる。
今後、日本の外交方針がどのように進められるのかは分からないが、少なくとも国益を最優先に考えた戦略的な行動が求められる。個人のアピールや場当たり的な判断ではなく、国家としての一貫性を持った外交を展開することが必要だ。今回の件を教訓として、日本の外交がより強固なものになることを願う。
執筆:編集部A
以下,Xより 【フィフィさんの…