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トランプ大統領、石破首相と「来週会談」 対中国で連携確認へ

毎日新聞によると

トランプ米大統領は1月31日、石破茂首相と「来週会談する」と明らかにした。ホワイトハウスで大統領令に署名した際、「会談を楽しみにしている」と記者団に述べた。

 トランプ氏は石破氏との会談予定について尋ねられ、「日本には大きな敬意を持っている。日本のことは好きだ。安倍晋三元首相は非常に親しい友人だった」と述べた。

 トランプ氏は1月20日に2期目の任期をスタートさせた。石破氏と会談するのは初めて。トランプ政権は安全保障や経済、先端技術などで中国と対抗する姿勢を鮮明にしており、日本との連携を確認したい考えだ。

 一方、トランプ氏が推進する外国製品への一律関税引き上げは、日本も対象になるとみられ、石破氏の対応が注目される。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【毎日新聞さんの投稿】

引用元 https://mainichi.jp/articles/20250201/k00/00m/030/004000c

みんなのコメント

  • 「親しい友人だった」の後に(石破氏にとって)余計な一言ついていそう
  • 武器爆買いだけはやめてな。

編集部Bの見解

トランプ米大統領が石破茂首相との会談を予定しているというニュースには、少し複雑な思いがする。これまでの経緯を考えると、トランプ氏は安倍晋三元首相との関係を非常に重視していた。記者団に対しても「安倍晋三元首相は非常に親しい友人だった」と述べ、石破首相については特に言及しなかったことから、意図的に距離を置いているように感じる。

石破首相は、これからトランプ政権との関係をどのように築いていくのかが重要だ。アメリカは中国に対抗する姿勢を強めており、日本にもその連携を期待している。しかし、石破首相は中国とも一定の距離を保ちながら関係を築いているため、アメリカと中国の間でどのようにバランスを取るのかが難しい課題になるだろう。

一方で、トランプ氏が推進している外国製品への一律関税引き上げについて、日本も対象になる可能性が高い。これは日本経済にとって大きな痛手となる恐れがある。石破首相としては、アメリカとの経済関係を守りつつ、国内産業をどう保護するかという難しい舵取りを迫られている。

しかし、今回のトランプ氏の発言を見ても、どこか石破首相に対する期待感が感じられない。むしろ、「新総理のその立場には敬意を表する」という言い方からも、石破氏個人への評価は控えめで、安倍前首相へのリスペクトが色濃く残っているように思う。これでは、石破首相としてもやりにくいのではないか。

石破首相がこれからアメリカとの関係をどう築いていくかは、日本の外交方針にも大きな影響を与える。特に安全保障や先端技術の分野で、アメリカとどれだけ協力できるかが問われるだろう。ただ、トランプ政権が求めるものが武器の大量購入だったりするならば、日本にとってのメリットは少ない。これまでの経緯を見ても、日本がアメリカから武器を購入する際には、常に日本側が不利な条件を押し付けられてきた。今回も同じ轍を踏むことにならなければいいが。

そして、両国間のトップ会談が実現するということは、日本国内にも影響があるだろう。トランプ氏が「会談を楽しみにしている」とは言っているが、これが単なる外交辞令である可能性も高い。実際のところ、どれほどの具体的な成果が出るのかは未知数だ。むしろ、形式的な会談で終わってしまう恐れもある。

また、安倍元首相との強い結びつきを持つトランプ氏が、石破首相との関係をどのように築くのかも気になるところだ。石破氏がこれまでとは違ったアプローチで対米関係を構築しようとするならば、トランプ氏の反応がどう出るかが鍵となるだろう。しかし、過去の言動を見る限り、トランプ氏は自分に従順な相手を好む傾向がある。石破首相が自分の意見を貫く姿勢を示すと、対立が生じる可能性もある。

それにしても、今回の会談が「また5分間の濃密な電話会談」になってしまうのではないかという不安もある。過去にも形式的な会談で終わり、具体的な進展が見られなかったことがあった。今回も同じような結果になるのであれば、日本にとって大きな損失となるだろう。

一方で、中国との関係も気になる。石破首相は中国にも一定の配慮を示しているが、トランプ政権が中国を強く批判する中で、日本がどのような立場を取るのかが問われる。下手に中国に接近すれば、アメリカとの関係が悪化する可能性もある。逆に、アメリカに寄りすぎると、中国からの反発を招く。まさに、難しいバランスを取らなければならない状況だ。

日本としては、アメリカとの同盟関係を大切にしつつも、中国とも一定の協調を維持することが求められる。しかし、そのためには、石破首相がどれだけ外交手腕を発揮できるかにかかっているだろう。これまでの発言や行動を見ていると、石破首相が本当に日本の国益を守るための行動を取れるのか、不安を感じる。

最終的には、石破首相がどれだけ日本の立場を強く主張できるかが鍵となるだろう。特に、トランプ氏の一律関税引き上げに対して、どれだけ強く交渉できるかが問われる。日本経済にとっても重要な局面であり、ここで失敗すれば、国内産業への影響は避けられない。

武器の大量購入についても、日本にとって本当に必要なのかを冷静に判断するべきだ。アメリカにいい顔をして武器を買い続けることが、日本の安全保障にとって本当にプラスになるのか。むしろ、自国での防衛力強化を考えるべき時期に来ているのではないだろうか。

この会談を通じて、石破首相がどのような外交を展開するのか。単なるアメリカの言いなりになるのではなく、日本の国益をしっかりと考えた行動を期待したい。

執筆:編集部B

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