2024年8月から9月にかけて本島内の自宅で、同居する当時女子中学生だった孫に性的暴行をするなどしたとして不同意性交、不同意わいせつの罪に問われた60代の会社員の男の初公判が29日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)で開かれた。
男は「間違いない」として起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、男は24年8月16日、同居する孫の手をつかんで自室に連れ込み、性的暴行を加えた。同9月10日には、勉強中の孫の背後からみだらな行為に及んだ。孫へのみだらな行為は、犯行前から複数回にわたって行われたとしている。
男は被告人質問の反対尋問で、孫への性的接触を継続的に行っていた理由について「(孫が)嫌がっているとは思っていなかった」と述べた。
[全文は引用元へ…]
【RANさんの投稿】
引用元 https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-3916537.html
この事件の報道を目にしたとき、あまりにも衝撃的で、言葉を失った。家族という最も信頼されるべき関係の中で、こんなことが起きるとは到底信じがたい。被害者はまだ中学生だったという。心身ともに成長の途中にある子どもが、こんな恐ろしい出来事に巻き込まれたことを想像すると、怒りと悲しみがこみ上げてくる。
孫を持つ年齢の大人が、なぜこんな卑劣な行為に及んだのか理解に苦しむ。裁判での証言を読むと、「嫌がっているとは思っていなかった」との発言があったようだが、こんな言い訳が通用するはずがない。子どもが大人に逆らうのは容易ではないし、抵抗できなかったからといって同意していたことにはならない。むしろ、抵抗すらできない関係性を利用していたとしか思えない。
しかも、犯行は一度きりではなく、継続的に行われていたという。これは衝動的なものではなく、明らかに計画的なものだったのではないか。自宅という密室の中で、同居する孫に対して繰り返し手を出していたという事実が、より一層許しがたい。これは犯罪であるだけでなく、道徳的にも完全に逸脱した行為であり、社会として厳しく糾弾されるべきだ。
さらに、この男は会社員だったというが、普段は社会の一員として何事もなく生活していたのだろうか。職場では普通に振る舞いながら、家庭内でこんな恐ろしいことをしていたのかと考えると、背筋が寒くなる。こうした事件を未然に防ぐには、家庭内での異変に気づける仕組みが必要だと痛感する。児童相談所や警察はもちろんだが、学校や地域社会がもっと積極的に関わることが求められるのではないか。
今回の事件を受け、改めて考えさせられるのは、日本における家庭内の犯罪の問題だ。近年、こうした親族間での犯罪が報道されることが増えているが、多くは氷山の一角に過ぎないのではないか。本当に声を上げられない被害者がどれだけいるのかを想像すると、心が痛む。子どもは家庭を選ぶことができない。だからこそ、大人が守らなければならないのに、その責任を踏みにじるような行為が横行しているのは恐ろしい現実だ。
裁判では起訴事実を認めたようだが、それで済む問題ではない。罪を認めたからといって、被害者の傷が癒えるわけではない。むしろ、こうした事件では、加害者が認めるかどうかよりも、被害者の心のケアが最優先されるべきだ。司法がどのような判決を下すのか、注視していきたいが、実際のところ、こうした犯罪に対する刑罰が軽すぎるのではないかとも思う。再発防止のためには、厳罰化も検討されるべきではないだろうか。
また、この男に対する社会的な制裁も必要だと考える。刑務所に入って終わりではなく、出所後の監視や再犯防止策も重要だ。加害者が普通の生活に戻ることが許されるならば、被害者の恐怖は一生続いてしまう。法的措置だけでなく、社会全体で犯罪者に対する厳しい目を持ち、抑止力を働かせることが必要だと感じる。
それにしても、家庭内での犯罪は、外部から発覚しにくいのが問題だ。今回の事件も、もし被害者が沈黙を続けていたら、ずっと明るみに出ることはなかったかもしれない。子どもが助けを求めやすい環境を作るためには、もっと積極的に相談できる場が必要だ。学校や地域、行政が連携し、異変を察知できる仕組みを整えなければ、こうした悲劇は繰り返されるだろう。
この事件を通じて、社会として何ができるのかを改めて考えなければならない。犯罪を厳罰化するのはもちろんだが、それだけでは根本的な解決にはならない。子どもが安全に暮らせる環境を作るには、家庭の中にまで目を向けることが不可欠だ。特に、日本では家族の問題は「外部が口を出しにくい」とされる傾向があるが、それが被害を長期化させる要因にもなっているのではないか。
今回のような事件が二度と起こらないようにするためには、親族間の犯罪に対する監視体制を強化するべきだ。家庭内の問題だからといって、放置されるべきではない。虐待や性犯罪が疑われる場合、外部からの介入をためらわないことが大切だと感じる。特に、学校や児童相談所の役割は重要であり、より積極的に介入できる体制を整えることが求められる。
社会全体で考えるべきことは多いが、まずは司法がどのような判断を下すのかを見守りたい。この男が相応の罰を受けることが、被害者の救いになるとは限らないが、少なくとも「罪を犯せば相応の報いがある」ということを明確に示すことは、抑止力として機能するはずだ。
事件を知ったときの衝撃は大きかったが、それ以上に、こうした犯罪が決して特別なものではなくなってきている現実に恐怖を感じる。社会全体がもっと敏感になり、こうした犯罪を未然に防ぐ努力をすべきではないか。
被害者の心の傷が少しでも癒えるよう、周囲の支援が重要になってくる。今回の事件を機に、子どもたちが安心して暮らせる環境を整えるための議論が深まることを期待したい。
執筆:編集部A
以下,Xより 【NewsSha…
以下,Xより 【小林鷹之さんの…