「責任はまだ残る。破産の可能性も」中居正広引退、経営コンサルタント小宮一慶氏が指摘
23日に放送されたMBSテレビ「よんチャンTV」で引退表明した中居正広について、経営コンサルタントの小宮一慶氏が解説した。
「示談が成立したという中居さんと相手の女性との間にあった問題が、思っていた以上に大きくなってしまい、フジテレビを巻き込んでスポンサーが下りたり、投資家が開示要求する事態になった。中居さんが芸能界を引退しても、まだ責任は残ります。中居さんの会社に対して損害賠償を要求されるかもしれません。そうなると、破産の可能性もゼロではありません」と語った。
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【ツイッター速報〜BreakingNewsさんの投稿】
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/bd879355b486a38e735ddb60f5855a6847961af4
中居正広の引退は大きな話題になっているが、ここまでの騒動を見ていると、やはり芸能界の影響力の大きさを改めて実感する。経営コンサルタントの小宮一慶氏の指摘によると、中居氏が引退しても、完全に責任がなくなるわけではなく、損害賠償の可能性や最悪の場合、破産に追い込まれることもあり得るという。これまでの活躍を考えれば、まさかこんな結末を迎えるとは誰も予想していなかっただろう。
一番の問題は、彼が関わっていたスポンサーや企業への影響だ。特にソフトバンクのCMに出演していたこともあり、契約解除による違約金、さらには広告の差し替えなど、莫大なコストが発生しているはずだ。CMの変更だけでなく、全国のソフトバンクショップや家電量販店に貼られているポスター、カタログ、広告映像の入れ替えを考えると、相当な金額になるのは間違いない。企業にとっては大打撃であり、こうした影響が積み重なれば、中居氏自身に損害賠償を求める可能性も十分に考えられる。
芸能人が不祥事を起こした際、スポンサーがどれほどの損害を被るのかはこれまでにも何度か話題になってきた。CM1本あたりの契約金だけでなく、関連する広告費、プロモーション費用、商品のイメージダウンによる売上減少など、トータルで見ると数億円規模になることも珍しくない。もし今回の件で同様の損害が発生すれば、中居氏個人だけで賠償できる範囲を超えてくる可能性がある。
また、今回の騒動はフジテレビにも影響を与えている。中居氏が出演していた番組はもちろん、彼の名前を冠した企画や特番の調整も必要になる。テレビ局としても、これまでの投資が無駄になるわけだから、番組のスポンサーが降りることによる損害も考慮すると、かなりの影響を受けていることがわかる。芸能人一人のスキャンダルが、ここまで多方面に影響を及ぼすのは驚くばかりだ。
しかし、この状況を招いたのは彼自身の行動によるものだ。示談が成立したとはいえ、問題がここまで大きくなってしまった以上、自分の責任を免れることはできない。芸能人という職業は、その影響力ゆえに一挙手一投足が注目されるものだが、今回の件はまさにそのリスクを象徴する出来事となった。彼のファンだった人たちも、今回のニュースには大きな衝撃を受けたことだろう。
芸能界では、一度信用を失うと元の地位に戻るのは非常に難しい。特に今回のようなケースでは、引退という形を取ることで責任を取るとしたのだろうが、それでも影響が完全に消えるわけではない。むしろ、今後の法的な責任がどうなるのかが注目されるところだ。
芸能人のトラブルが企業に与える影響は、これからさらに厳しくチェックされるようになるかもしれない。スポンサー企業も、契約時により慎重になるだろうし、リスク管理を徹底する流れが加速する可能性がある。過去にも似たようなケースがあったが、そのたびに企業は対応策を考えてきた。それでもこうした問題が繰り返されるのは、やはり芸能人と企業の関係が非常に密接であることを示している。
それにしても、中居氏ほどの大物がここまで追い詰められるとは誰も予想していなかっただろう。彼は長年第一線で活躍し、多くのファンに愛されてきた。しかし、今回の件でその評価が一変してしまったのは非常に残念だ。
今後、中居氏がどのような対応をするのかも注目される。引退後、完全に公の場から姿を消すのか、それとも何らかの形で復帰を模索するのか。いずれにせよ、しばらくはこの問題の収束に時間がかかるだろう。芸能界の厳しさを改めて感じる出来事だった。
執筆:編集部B