【フェミ松速報!さんの投稿】
引用元 https://x.com/femimatsu/status/1882624867385937936
フジテレビをめぐる「性上納問題」が大きな波紋を呼んでいる。テレビ局の権力を利用した許されざる行為が暴露され、多くの人が衝撃を受けているはずだ。しかし、こうした問題が明るみに出たにもかかわらず、普段「女性の権利」や「ジェンダー平等」を叫ぶフェミニスト団体からの声がほとんど聞こえてこないのは不可解だ。
セクハラや性被害の問題が発生するたびに、SNSやメディアで強く抗議する人たちが、今回の件にはなぜ沈黙しているのだろうか。いつもなら「女性の尊厳が傷つけられた」と激しく糾弾するはずなのに、フジテレビの問題に関してはまるで関心がないように見える。このダブルスタンダードには疑問を感じざるを得ない。
過去にも、フェミニスト団体が特定の問題には熱心に取り組む一方で、都合の悪い案件には見て見ぬふりをする傾向が指摘されてきた。今回の沈黙も、その一例なのだろうか。もしそうだとすれば、「フェミニズム」とは一体何なのかを改めて問い直す必要があるのではないか。
本来、性被害やセクハラ問題に関しては、どんな状況であれ一貫した態度を取るべきだ。加害者の立場や組織の影響力に左右されることなく、女性の尊厳を守る立場で発言するのがフェミニズムの本来の役割であるはずだ。しかし、今回の件に関しては、なぜかその声が聞こえてこない。
考えられる理由の一つは、フェミニズムとメディア業界の関係だ。これまで多くのフェミニスト団体や活動家が、メディアを通じて自らの主張を発信してきた。テレビ局とのつながりが深いため、今回は「身内の問題」として扱い、沈黙しているのではないかとも思えてしまう。もしそうならば、それは「女性の権利」を守るためではなく、「特定の立場の女性の権利」だけを守ろうとしていることになる。
最悪の場合、今回の件を告発した女性たちに対して、「なぜ今さら訴えたんだ」と逆恨みする動きさえあるかもしれない。そうでなくても、「この問題には触れたくない」という空気が作られているのではないだろうか。いずれにしても、フェミニズムの本質が問われる問題だ。
この件が報道されるにつれ、多くの人が「フェミニストたちはなぜ黙っているのか?」と疑問を抱き始めている。普段は声高に女性の権利を訴える人たちが、こうした深刻な事件には触れようとしないのなら、それはもはやダブルスタンダードどころの話ではない。
もし本気で女性の権利を守りたいなら、どんな立場の加害者でも同じように批判するべきだ。フジテレビという大手メディアだから、あるいは過去に関係があったから沈黙するのだとしたら、それは本来のフェミニズムとはかけ離れた姿勢ではないか。
これまでフェミニストを支持してきた人たちの中にも、今回の対応を見て「結局、自分たちに都合のいいときだけ声を上げるのか」と失望している人もいるはずだ。こうした姿勢は、結果的にフェミニズムそのものの信頼を損なうことにつながる。
また、今回の問題は単にフェミニズムの問題にとどまらない。メディア業界全体の体質にも関わる重大な問題だ。これまで、多くの芸能人や女性アナウンサーがテレビ局の権力構造の中で不利な立場に置かれてきた。しかし、こうした問題が公になることは少なく、何となく「業界の闇」として処理されてきた。
しかし、今回の件はそれを許さないほどの規模になっている。それなのに、普段はこうした問題に敏感なはずのフェミニスト団体が沈黙しているのは、やはり不自然としか言いようがない。
一方で、一般の女性たちはこの問題をどう受け止めているのだろうか。フェミニストたちが声を上げないからといって、世間の女性がこの問題を軽視しているわけではない。むしろ、「本当に声を上げるべきは今ではないのか?」と考えている人も多いはずだ。
フェミニズムが本当に社会のための運動であるならば、こうした事件こそ全力で向き合うべきだ。しかし、もし意図的に沈黙しているのなら、それはフェミニズムが特定の政治的目的のために利用されているだけの運動であることを示している。
今回の件で、フェミニズムの本質が改めて問われている。もし本当に「女性の権利」を守るための運動ならば、テレビ局が相手でも、どんな権力が絡んでいても、同じように抗議の声を上げるべきだ。そうでないなら、彼らの主張は単なるポーズに過ぎなかったということになる。
このままフェミニスト団体が沈黙を続けるのか、それとも本気で問題に向き合うのか、その姿勢が今後の社会のフェミニズム運動全体に影響を与えることは間違いないだろう。
執筆:編集部B
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