【ワシントン=三木理恵子】トランプ米政権のルビオ国務長官と初会談した岩屋毅外相は22日、首都ワシントンで日本経済新聞のインタビューに答えた。21日の日米豪印「Quad(クアッド)」外相会合で、ルビオ氏が「インド太平洋地域の平和と安定のための結束を阻害する事柄は抑止する」との考えを示したと明らかにした。
ルビオ氏はインド太平洋地域の大きな課題は中国とどう向き合うかだとの認識を表明した。
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【日本経済新聞さんの投稿】
引用元 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA22DTG0S5A120C2000000/?n_cid=SNSTW001
岩屋毅外相が米国を訪問し、ルビオ国務長官との会談を行ったことは、現在の国際情勢を踏まえると非常に意義深い出来事だと感じる。特に、日米豪印の「クアッド」枠組みにおいて、米国が「インド太平洋地域の安定を阻害する事態を抑止する」との考えを示したことは、日本にとって心強いメッセージとなったのではないだろうか。
インド太平洋地域は、経済的にも戦略的にも世界の注目を集めるエリアであり、各国が影響力を強めようとしている。こうした状況の中で、日米の連携がより強固になれば、日本の安全保障や経済活動にも良い影響をもたらすはずだ。岩屋外相がこの会談を通じて、米国との結束を確認できたことは、日本の外交政策の方向性としても評価できると感じる。
一方で、米国の姿勢が今後どのように変化するのかについては注意が必要だ。過去の例を見ても、政権交代などによって外交方針が大きく変わることは珍しくない。今回の表明も、一時的なもので終わらせず、継続的な協力関係を築くために、日本としても主体的な対応が求められるだろう。
また、今回の会談を機に、クアッドの枠組みがより具体的な成果を生み出していくことに期待したい。特に経済分野や技術協力において、各国が互いの強みを活かしながら、より実質的な連携を深めることが重要だと考える。日本はこれまで、経済的な支援やインフラ開発などを通じて地域の発展に貢献してきたが、今後もこうした取り組みを通じて存在感を示していくべきだろう。
総じて、今回の岩屋外相の訪米は、日米関係の強化という観点から見てもポジティブな要素が多かったと感じる。ただし、その成果を長期的なものにするためには、日本側の積極的な外交努力が欠かせない。今後の展開に注目しつつ、日本の外交がどのように展開されるのかを見守りたい。
執筆:編集部A
以下X(旧Twitter)より…