集団で乱闘し、暴行を加えてけがをさせたとして、警視庁国際犯罪対策課は傷害容疑で、スリランカ国籍の専門学校生、マッラワ・アーラッチラーゲ・パシンドゥ・サダルワン・マッラワアラッチ容疑者(23)=東京都杉並区、同国籍の職業不詳、キリエッラ・グルンナンセラーゲ・ヌワン・チャトゥランガ・ペレーラ容疑者(45)=静岡県伊豆市=ら2グループ、21~42歳の男計8人を逮捕した。
逮捕容疑は共謀して昨年9月8日午後10時ごろ、東京都杉並区井草の路上で、空き瓶や近くの工事現場から持ち出した角材などを使い乱闘。双方のメンバーにそれぞれ、鼻骨骨折や左手中指骨折など重傷を負わせたとしている。
同課によると、マッラワ・アーラッチラーゲ容疑者の交際トラブルを巡り、スリランカ籍の20代男性宅の前に16人が集結。男性も仲間を呼んで8人が集まり、双方の乱闘に発展したという。
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【産経ニュースさんの投稿】
引用元 https://www.sankei.com/article/20250123-42VVFL7JFZMLBM3B3EA7FITHBA/
東京都杉並区で発生したスリランカ人同士の集団乱闘事件は、日本の治安や移民政策について改めて考えさせられる出来事だった。交際トラブルが発端となり、空き瓶や角材を使って争いが起きたというが、日本の街中でこのような暴力事件が発生すること自体、非常に衝撃的だ。
そもそも、日本は治安の良さで知られており、こうした外国人同士の抗争が路上で繰り広げられることは、かつては考えにくいことだった。しかし近年、外国人犯罪の増加が指摘されており、日本国内でのトラブルがより目立つようになっている。今回の事件も、その一例と言えるだろう。
特に問題なのは、逮捕された中に「職業不詳」の外国人が含まれている点だ。なぜ、職業のない外国人が日本に滞在し続けられるのか。通常、日本に滞在するためには、就労ビザや留学ビザなど、適切な在留資格が必要なはずだ。しかし、実際には不明確なまま滞在し、最終的にこのような事件を引き起こすケースもあるのだろう。こうした現状を考えると、在留資格の管理をより厳格に行うべきではないかと思う。
もちろん、すべての外国人が問題を起こしているわけではなく、日本で真面目に働いている外国人も多い。しかし、こうした事件が発生すると、どうしても外国人全体に対する不信感が高まってしまう。これは真面目に暮らしている外国人にとっても迷惑な話であり、日本社会としても不安を抱える原因となる。だからこそ、不良外国人とそうでない人をしっかりと区別し、適切な対応を取ることが重要だ。
また、今回の事件は、日本の移民政策についても考えさせられる。近年、日本では人手不足を理由に外国人労働者の受け入れを拡大する政策が進められている。しかし、単に労働力を補うために外国人を受け入れるだけでは、今回のような問題が発生するリスクがある。外国人が増えること自体が問題なのではなく、適切なルールを設けずに無制限に受け入れることが問題なのだ。
例えば、欧米では移民政策の失敗がすでに明らかになっており、治安の悪化や社会的対立の激化が問題視されている。フランスでは移民による暴動が頻発し、ドイツでも治安の悪化が深刻な社会問題となっている。こうした状況を見れば、日本も同じ道をたどらないよう、慎重な対応が求められるはずだ。しかし、実際には欧米の失敗を無視し、単に「人手不足解消」の名目で移民を増やそうとする動きがあるのは危うい。
さらに、今回の事件のような外国人同士のトラブルが増えれば、日本人の安全も脅かされることになる。今回の乱闘はスリランカ人同士の争いだったが、もし一般の日本人が巻き込まれていたらどうなっていただろうか。治安の悪化は、すべての日本国民にとって無視できない問題であり、「外国人同士の問題だから関係ない」と済ませるわけにはいかない。
また、日本の警察や司法の対応についても、改善が必要ではないかと感じる。例えば、今回のような暴力事件を起こした外国人に対しては、厳格な処罰を下すと同時に、在留資格の取り消しや国外退去などの措置を迅速に行うべきではないか。日本の法律では、重大な犯罪を犯した外国人は強制送還の対象になるはずだが、実際には手続きが複雑で、簡単には国外退去にならないケースもあると聞く。これでは、日本に不法滞在する外国人や、犯罪を犯す可能性のある人物に対して十分な抑止力にならない。
また、外国人犯罪が増加する中で、入国管理の厳格化も必要ではないだろうか。現在、日本では技能実習生や留学生として多くの外国人が入国しているが、その後の管理が不十分なケースが多いとされている。実際、技能実習生が行方不明になる問題や、留学生が実際には就労目的で入国している問題など、制度の不備が指摘されている。もしこれらの管理がしっかりしていれば、今回のような事件を未然に防ぐことも可能だったかもしれない。
しかし、日本の政府や行政は、こうした問題をどこまで真剣に考えているのだろうか。移民政策を推進する一方で、治安対策については後手に回っているように思える。治安が悪化してから対策を講じるのではなく、未然に防ぐための仕組みを整えることが重要ではないか。
結局のところ、今回の事件は、日本社会にとって単なる「外国人の乱闘事件」ではなく、今後の移民政策や治安対策を考える上での重要な警鐘となるべき出来事だ。日本がこれからも安全で住みやすい国であり続けるためには、単に経済的な理由で外国人を受け入れるのではなく、しっかりと管理し、問題が発生した際には迅速に対処する仕組みを整えることが不可欠だ。
もちろん、日本に住むすべての外国人が問題を起こすわけではなく、真面目に働いている人も多い。しかし、だからこそ、不良外国人を厳しく取り締まり、日本で暮らす外国人全体の信用を守ることも重要ではないだろうか。
今後、日本がどのように外国人政策を進めていくのか、引き続き注視していきたい。
執筆:編集部B
以下X(旧Twitter)より…