【フィフィさんの投稿】
引用元 https://x.com/FIFI_Egypt/status/1879339532254167435
フジテレビの女子アナウンサーに「○○パン」と愛称をつける文化は、千野志麻アナウンサー(旧姓・千野)のニックネーム「チノパン」が始まりだと言われている。この「チノパン」は、彼女が司会を務めた深夜番組『チノパン』(2001年放送)が由来で、番組名は「千野の部屋」の意味とされていた。しかし、なぜ「パン」という言葉が使われたのか、当時から疑問に思う人も多かった。
SNSでは、さまざまな説が語られている。
「私の記憶だと、フジの女子アナの千野さんですね。千野さんをチノパンと呼んでて、それからパンが始まったと思います」
「夜ヒットやひょうきん族があった頃のフジは良かったな。食堂に行くと水曜日は華やかだった」
「当初から違和感あって、謙虚感もありました。そのあだ名で呼ばれて嫌じゃないのかなと思ってました」
さらに、番組内で説明されたという「韓国語の『パン(방)』=部屋説」についても議論が続いている。
「番組で聞いた説明で記憶が曖昧ですが、千野アナウンサーの番組『チノパン』が『千野の部屋』という意味で、『パン』は韓国語で『部屋』を意味するという意と、服の『チノパン』に音を重ねたとか」
「当時、『何で韓国語?』とよくわかっていなかったですが、今は『あぁ(察し)』」
確かに、韓国語で「パン(방)」は「部屋」という意味になる。しかし、なぜ日本のテレビ局が韓国語を由来とする愛称を使ったのか、納得できない人も多いようだ。
また、フジテレビは過去にも韓国寄りの演出が話題になったことがある。韓流ドラマの放送が異常に多かった時期や、2011年の高岡蒼佑(当時)の「フジテレビの韓流推し」批判などを思い出す人も多い。
「本当はどういう意味なの?」
この疑問に対し、フジテレビ側から明確な説明はない。もし本当に韓国語の「部屋」を意味するのであれば、なぜ日本の女子アナのニックネームとして採用されたのか、もっと詳しい経緯が知りたいところだ。
当時のテレビ業界の流れを考えると、「チノパン」という愛称自体は、彼女の名前とファッションの「チノパンツ」をかけたものという説明も理解できる。しかし、その後「アヤパン(高島彩)」「カトパン(加藤綾子)」「ショーパン(生野陽子)」など、他の女子アナにも「○○パン」の愛称が付けられたことを考えると、単なる語呂合わせ以上の意図があったのではないかと勘ぐってしまう。
さらに、「パン」という響き自体が可愛らしいイメージを持たせるための戦略だったのではないかという意見もある。日本のテレビ業界では、アナウンサーをタレントのように扱う傾向があり、特にフジテレビはその流れを強めた局の一つだった。
しかし、時代が変わるにつれ、こうした呼び名に違和感を覚える人も増えてきた。特に「女子アナ=アイドル扱い」という風潮に対し、視聴者の価値観が変化していることも影響しているのかもしれない。
フジテレビの女子アナの「○○パン」文化は、単なる語呂合わせだったのか、それとも別の意図があったのか、真相はわからない。しかし、過去のフジテレビの流れを考えると、「意図的に作られたものでは?」と疑問を持つ人が多いのも納得できる。
今後、フジテレビがどのように女子アナを扱っていくのか、視聴者の関心は続きそうだ。
執筆:編集部B