【速報】2024年の訪日外国人は過去最多の3686万9900人!消費額も8.1兆円で前年比2.8兆円増の過去最多に
2024年に日本を訪れた外国人旅行者は、過去最高となる3686万9900人だった事が分かった。
日本政府観光局の推計によると、12月の外国人旅行者は348万9800人だった。1カ月間の外国人旅行者数が最も多かった2024年10月の331万2193人を上回り、過去最多だった。
また、2024年の訪日外国人旅行者は3686万9900人となり、これまで最も多かった2019年の3188万2049人を約500万人も上回り、過去最高となった。
日本政府観光局は、「桜・紅葉シーズンや夏の学校休暇など、ピークシーズンを中心に各市場が単月での過去最高を更新し、東アジアのみならず東南アジア、欧米豪、中東においても実数を増やした事が、年間過去最高の更新に繋がった」と分析している。
2024年に最も多く日本を訪問したのは韓国からの旅行者で881万7800人、次いで中国698万1200人、台湾604万4400人、アメリカ272万4600人、香港268万3500人、タイ114万8900人、オーストラリア92万人だった。
また、2024年の1年間で訪日外国人旅行者が日本で消費した金額は8兆1395億円だった。これまでの最高額である2023年の5兆3065億円から2兆8000億円以上増加した。
1人当たりの消費額が最も多かったのはイギリスで約38万3000円、次いでオーストラリアが約38万2000円、スペイン約37万円、フランス36万1000円、イタリア約35万6000円、アメリカとドイツが約33万2000円だった。
最も人数が多い韓国の旅行者の1人当たりの消費額は約11万円だった。
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【Tokyo.Tweetさんの投稿】
引用元 https://www.fnn.jp/articles/-/814512
2024年の訪日外国人旅行者数が過去最多の3686万9900人を記録したというニュースには、非常に大きな驚きと期待感を覚えました。これは、コロナ禍で停滞していたインバウンド需要が完全に回復し、それ以上に成長していることを示しています。加えて、8兆1395億円という訪日外国人の消費額も過去最高を更新し、日本経済にとって非常に明るい材料となっています。
この背景には、桜や紅葉シーズンなどの観光需要に加え、夏休み期間中の家族旅行やリピーター需要の増加が影響していることが挙げられます。日本政府観光局が分析しているように、東アジアや東南アジア、さらには欧米豪、中東といった幅広い地域からの訪日客が増えたことが、今回の過去最高記録に繋がっています。
特に、韓国からの訪日客が881万7800人と最も多かったのは、日本と韓国の地理的な近さやLCC(格安航空会社)の充実、ビザ緩和などが大きな要因と考えられます。次いで、中国が698万1200人、台湾が604万4400人と、アジア圏からの旅行者が依然として強い存在感を示しています。これらの国々は日本の観光業界にとって重要なマーケットであり、さらなる施策によって持続的な成長が期待できそうです。
一方で、注目すべきは欧米豪からの旅行者数の増加です。特に、アメリカからの旅行者が272万4600人、オーストラリアが92万人に達しています。これらの地域は、距離的にも時間的にもアクセスが容易ではないものの、日本の文化や観光資源に高い関心を持っていることが伺えます。特に、円安の影響で日本旅行が割安感を持たれたことも、消費意欲を後押ししたと考えられます。
消費額に関しても興味深いデータが出ています。1人当たりの消費額が最も多かったのはイギリスで約38万3000円、続いてオーストラリアが約38万2000円と、欧州やオセアニアの旅行者が高額消費をしていることが分かります。これは、長期滞在型の旅行や高級志向の旅行スタイルが影響している可能性があります。日本の高品質な商品やサービスが、こうした層に響いていることの証でしょう。
対照的に、韓国の旅行者は人数こそ最多ですが、1人当たりの消費額は約11万円と比較的少額です。これは、韓国からの旅行者が短期間の旅行やリピーターとしての訪日が多く、買い物よりも観光や食事を重視している可能性があります。こうした傾向を理解し、ターゲットごとのマーケティング戦略を柔軟に変えていくことが、今後の観光業界にとって重要な課題だと感じます。
今回のインバウンドの急増が日本経済にもたらした影響は非常に大きく、地方経済の活性化にも繋がっていることでしょう。特に、地方都市や観光地では訪日客の受け入れ体制が整備されつつあり、都市部に集中していた観光客が地方にも広がっていると考えられます。これは、地方創生の観点からも非常に好ましい動きです。
ただし、インバウンド需要の急増は、交通機関や宿泊施設の混雑、観光地でのマナー問題など、様々な課題も生み出しています。オーバーツーリズムによる環境破壊や地域住民の生活への悪影響が懸念されており、観光地の受け入れ体制の強化や持続可能な観光の推進が急務です。観光業界だけでなく、自治体や政府が一体となってバランスの取れた観光政策を進めていく必要があります。
また、インバウンド需要の拡大により、日本の産業や商品に対する海外からの評価が高まっている点も見逃せません。日本製品の品質の高さや日本の「おもてなし」の精神は、訪日客にとって大きな魅力となっています。この流れを活かして、観光業以外の産業にもプラスの波及効果が生まれることが期待されます。たとえば、農産物や伝統工芸品の輸出拡大、地域産品のブランド化など、さらなる成長が見込まれます。
しかし、経済的な利益だけを追求するのではなく、日本の文化や自然環境を守りながら、持続可能な観光を目指すことが求められます。短期的な利益よりも、長期的な視点で観光産業を育成していくことが、日本の魅力をさらに高めることにつながるはずです。
最後に、今回の記録的な訪日外国人旅行者数は、日本が持つ観光資源の多様性と魅力の証明であると同時に、観光政策の成果でもあります。これからも訪日客にとって魅力的な日本であり続けるために、受け入れ環境の整備や地域の魅力発信、持続可能な観光の推進に取り組んでいく必要があると強く感じました。
執筆:編集部A
NST新潟総合テレビによると …