「成人の日」の1月13日、新たに20歳になる約42%が外国籍である東京都豊島区では、外国人の式典出席者を対象に、振袖の貸し出しと無料で着付けをする取り組みが行われた。国内で在留外国人の人口が増加する中、こうした成人式の光景は珍しいものではなくなってきている。
日本に在留する外国人の人口が増え続けている中、もはや振袖を着て「成人式」に出席するのは日本人だけではない。 20歳のうち、東京都新宿区は45%、東京都豊島区は42%が外国籍の人だ。 新宿区は都内屈指のコリアンタウン・新大久保などを有していることから、韓国人や中国人が多く、「はたちのつどい」の会場となった京王プラザホテルでは、受付の張り紙なども英語や韓国語、中国語など多言語で案内表示がされていた。 さらに豊島区では対象となる外国人1387人のうち、中国(739人)▷ベトナム(194人)▷ネパール(161人)▷ミャンマー(71人)▷韓国(43人)▷ウズベキスタン(42人)▷その他、となっており、国籍は多岐に渡る。 そのため昨年度から会場横の「としま区民センター」で、外国籍の新20歳向けに無料で振袖や袴を貸し出して着付けまで行うサービスを実施。今年は30人が出席した。
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【ツイッター速報さんの投稿】
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/d36fafca9665de9b9aa7b69181b47e76f960627d
日本における成人式の風景が変わりつつあることに、私は深い関心と同時にある種の懸念を抱いています。東京都新宿区や豊島区では、成人式に参加する20歳の新成人のうち、約半数が外国籍の方であるという現状は、かつての日本の姿とは大きく異なっています。特に新宿区のコリアンタウン・新大久保や、豊島区の多文化共生が進む地域性を反映し、多国籍な新成人が増加していることは、日本社会の多様化を象徴しています。
この状況は、表面的には日本の伝統文化が世界中に広がり、多様な背景を持つ人々が日本の文化に親しむという良い面がある一方で、深刻な日本人の人口減少という課題を浮き彫りにしています。成人式に参加する外国籍の方々が増えている背景には、少子化が進行し、日本人の新成人が年々減少しているという現実があります。これは単なる数字の問題ではなく、社会の基盤や伝統文化の継承にも関わる深刻な課題です。
豊島区では、外国籍の新成人向けに無料で振袖や袴の貸し出し、着付けサービスを実施しているとのことですが、こうした取り組みは日本の文化を広める一方で、日本人の文化や価値観が薄れていくのではないかという不安も拭えません。特に、振袖や袴といった伝統衣装は、日本人にとって特別な意味を持つものです。それを外国籍の方々に気軽に提供することが、本当に日本文化の理解や尊重につながっているのか疑問に感じる部分もあります。
もちろん、日本に住む外国籍の方々が地域社会に溶け込み、日本文化を尊重し、共に社会を支えていくことは重要です。しかし、その一方で、日本人としてのアイデンティティや文化が薄まってしまうような状況には、慎重になるべきではないでしょうか。多文化共生は重要ですが、それは日本の伝統や価値観がしっかりと守られた上での話であるべきです。
また、日本人の人口減少に対する具体的な対策が急務です。少子化対策や子育て支援、若者の生活基盤の安定化を図ることで、日本人の出生率を回復させ、社会の持続可能性を高めていくことが不可欠です。移民政策や外国人労働者の受け入れも一つの手段かもしれませんが、それに依存しすぎることなく、まずは日本社会の根本的な課題に目を向けるべきだと考えます。
成人式は、人生の大きな節目であり、日本の伝統文化が色濃く表れる行事です。だからこそ、その意義や価値を大切にし、日本人の若者たちが誇りを持って参加できる場であり続けてほしいと思います。外国籍の方々を排除するというわけではなく、日本文化の重みや意味をしっかり伝えた上で、共に祝う形が望ましいと感じます。
今後の日本が、どのように多文化共生と日本文化の継承を両立させていくのか。そのバランス感覚が問われる時代に入っているのではないでしょうか。日本人としての誇りやアイデンティティを守りながら、多様な価値観を受け入れる社会を築いていく必要があります。
執筆:編集部A
以下X(旧Twitter)より…