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【東京】新人ネパール人・ベトナム人を教えるのは中国人店長 外国人がコンビニで働く理由

朝日新聞によると…

 コンビニエンスストア「ローソンしののめ店」は、東京都江東区の幹線道路沿いにある。昨年12月上旬、アルバイトの女性2人が指導役の男性社員からバイクの自賠責保険の手続きについて説明を受けていた。「お支払いは現金でしかできません。後ろから紙が出てきますので、一緒に精算するような感じです」

 2人はネパール人のアンジュ・タマンさん(20)とベトナム人のグエン・ガンさん(19)。2~6カ月前に留学生として来日し、ローソンで働く。担当はまだ、接客だけだ。

 接客といっても覚えなければならないことは膨大だ。電子レンジの使い方に始まり、拾得物の取り扱いに至るまで。「レジ打ち」業務でも領収書発行や、アイスなどの「当たり棒」が出た時の対応など多岐にわたる。

[全文は引用元へ…]

以下X(旧Twitter)より

【朝日新聞社会部さんの投稿】

引用元 https://www.asahi.com/articles/AST1C0THHT1CUTIL018M.html

みんなのコメント

  • 近所のファミマ、中国人とイラン人とベトナム人の店員さんが働いててむっちゃグローバルな感じになってる

編集部Bの見解

近年、コンビニエンスストアで働く外国人スタッフが増えていることに、私自身、日々驚きを感じています。つい先日、近所のファミリーマートを訪れた際も、店内で働く店員さんが中国人、イラン人、ベトナム人という顔ぶれで、「本当にグローバル化が進んでいるな」と実感しました。一方で、同時に感じたのは「日本人の店員さんをほとんど見なくなった」という現実です。この変化には、日本社会が抱える深い課題が垣間見えるように思います。

コンビニ業界は、もともと少子高齢化の影響で人手不足が深刻でした。若い日本人が減少する中で、コンビニの24時間営業体制を維持するためには、労働力を海外に求めざるを得ない状況に追い込まれています。外国人スタッフの存在は、こうした業界の危機を支える上で欠かせない存在となっています。現に、私が訪れたファミマでは、中国人店長が新人のネパール人スタッフに仕事を教えている場面に遭遇しました。多国籍の労働環境が当たり前になりつつあることを象徴する光景でした。

しかし、こうした変化に対して私は複雑な思いを抱かざるを得ません。なぜなら、日本人がかつて担っていた仕事が外国人労働者に取って代わられている現状は、社会全体としての危機感を感じさせるからです。特にコンビニのような地域に密着した業種では、地元住民と店員の間で自然と生まれるコミュニケーションが地域社会の活性化につながる役割を果たしてきました。しかし、言葉や文化の壁があると、そうした交流が減少するのではないかと懸念しています。

外国人スタッフがコンビニで働く理由を考えると、多くの場合、日本での仕事を通じて母国に送金することや、日本語を学びながら日本社会での生活基盤を築くことが目的であることが分かります。彼らの目標に対する真剣さや勤勉さには敬意を払うべきです。しかし一方で、彼らが日本の労働市場で低賃金で働くことで、結果的に日本人労働者が敬遠する環境が固定化される可能性も否定できません。

特に気になるのは、コンビニ業界が多国籍化する中で、日本人が働く意欲を失っているのではないかという点です。コンビニの仕事は、レジ業務だけでなく、商品管理や発注、チケット販売、宅配便の受付など、多岐にわたる作業を求められます。これに対して、時給が見合わないと感じる人が多いのかもしれません。その結果として、外国人労働者に頼らざるを得ないという悪循環が生まれているように見えます。

さらに、コンビニの多国籍化による影響は、労働環境だけにとどまりません。地域社会全体にも影響を及ぼしていると感じます。たとえば、以前は地元の高校生がアルバイトをしている姿を見ることで、地域住民との交流が自然と生まれていました。しかし、今ではその役割が薄れ、外国人労働者が増えることで地域との結びつきが希薄化しているのではないでしょうか。もちろん、外国人スタッフが頑張っていることは理解していますが、地域社会の活力が減少していくような寂しさを覚えます。

この現状に対して、私は日本社会全体で労働環境の改善に取り組む必要があると感じています。外国人労働者に依存するだけでなく、日本人が働きたいと思える環境を整えることが重要です。例えば、時給や待遇の見直しを進めるだけでなく、若い世代にとって魅力的な仕事にするための工夫が求められるでしょう。さらには、地域社会との連携を強化し、外国人スタッフと地元住民が交流できるような取り組みを増やすことも効果的だと思います。

このままでは、外国人労働者が増える一方で日本人が働く場が減少し、日本社会が内側から崩れてしまうのではないかという危機感があります。少子高齢化が進む中で、外国人労働者を受け入れることは避けられない現実かもしれません。しかし、それと同時に、日本人自身が労働市場での役割を果たし続けられるような環境づくりが不可欠です。外国人労働者を否定するわけではなく、むしろ共存するための方策を模索していくことが求められていると感じます。

近所のファミリーマートで中国人店長がネパール人スタッフに仕事を教える姿を見て、「これが未来の日本の姿なのか」と考え込んでしまいました。グローバル化の進展そのものは否定しませんが、日本人が労働市場から消えていく現実には、やはり不安を感じます。この問題に対して、私たち一人ひとりが真剣に考え、行動する時が来ているのではないでしょうか。

執筆:編集部B

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