ジャーナリストの青木理さんが3月下旬、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金、午前8時)で10年間務めたレギュラーコメンテーターを降板した。強権的な安倍政権や、強まる「嫌韓」「ヘイト」の風潮に対し、穏やかな語り口で「モノ申す」姿勢が印象に残る。だがツイッターなどではたびたびバッシングされ、「嫌いなコメンテーター」ランキングの上位にランクインしたことも。その一方で、降板が発表されると「何らかの圧力か」といった臆測が飛び交った。実のところはどうだったのか。【江畑佳明/学芸部】
3月23日のオンエア中、この日限りでの降板が発表された。その場で青木さんはこう述べた。
「(僕は)飽きっぽいし、へそ曲がりだし、たぶんすぐクビになるだろうしと思っていたら10年も続いちゃって。楽しかったしやりがいもあった」
するとツイッターでは、「真っ当でわかり易(やす)いコメントが好きだったのになあ…」などと、惜しむ声が相次いだ。だがその一方で「“虚誕妄説コメンテーター”は何をしましたか?」「責任も取らず、適当なことばかり口にする最悪なコメンテーターが去ってくれた」といった辛辣(しんらつ)な投稿も目についた。
さらには「テレ朝の政権への忖度(そんたく)を疑わずにはいられない」「裏で何らかの圧力が掛かった可能性は非常に大きいのではと推測!!」などのツイートも散見された。
青木さんは「僕はツイッターをやらないから」といい、ほとんど見ていないという。だが、胸中はいかばかりだろう。
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【kakikoSHOPさんの投稿】
引用元 https://mainichi.jp/articles/20210625/k00/00m/040/153000c
青木氏は、報道やコメンテーターとして長年活動し、多様な意見を発信してきたジャーナリストです。彼の発言は時に物議を醸し、賛否両論が巻き起こることもありました。しかし、メディアにおいて異なる意見が存在することは、健全な議論や多様な視点を持つために重要な役割を果たします。
今回の降板については、本人の意志や制作側との話し合いの結果であり、その背景には視聴者や番組の方向性、社会の変化など、さまざまな要因があると考えられます。報道や言論の自由が保障されている日本において、異なる意見が尊重される環境づくりが求められます。
一方で、視聴者の反応や批判にも耳を傾けることは、メディアの責任でもあります。報道は事実に基づき、公平かつ客観的であるべきです。どのような立場であっても、過度な批判や誹謗中傷は避け、冷静で建設的な議論を行うことが大切です。
今回の件を通じて、メディアの役割や言論の自由について、改めて考える機会となったのではないでしょうか。意見の違いがあっても、お互いを尊重し、多様な視点から物事を見つめる姿勢が、より良い社会の形成につながると信じています。
執筆:編集部A
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