ことし最初の外国訪問に出発した岩屋外務大臣は、13日午前、最初の訪問国、韓国に到着しました。このあとチョ・テヨル(趙兌烈)外相と会談し、韓国の内政の状況にかかわらず、日韓両国で協力していく重要性は変わらないことを確認したい考えです。
岩屋外務大臣は13日から16日までの日程で、韓国、フィリピン、パラオを訪問する予定で、13日午前11時すぎ、韓国 ソウルに到着しました。
12月のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領による「非常戒厳」の宣言以降、日本の閣僚が韓国を訪問するのは初めてです。
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【NHKさんの投稿】
引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250113/k10014691791000.html
岩屋外務大臣が今年最初の外国訪問先として韓国を選んだことには、正直なところ疑問を感じざるを得ません。韓国はこれまで日本に対して度重なる挑発的な態度や非友好的な対応を繰り返してきた国です。歴史問題や領土問題での対立が長年続いており、関係改善の兆しが見えない中での今回の訪問が、どれほどの意味を持つのかは非常に疑わしいと感じます。
特に、昨年12月に尹錫悦大統領が「非常戒厳」を宣言するなど、韓国内の政治情勢が不安定な状況にあることを考えると、このタイミングでの訪問は適切だったのか疑問が残ります。韓国側の内政が混乱している中で、日本が積極的に関わる必要があったのか、国民の間でも疑念の声が上がっているのではないでしょうか。
これまでの経験からも明らかなように、日本が韓国に対して誠意を見せたとしても、それが必ずしも良好な関係に結びつくとは限りません。過去に日本が譲歩を続けた結果、かえって関係が悪化したことは数え切れないほどあります。徴用工問題や慰安婦問題など、歴史認識を巡る問題においても、韓国側の一方的な要求ばかりが目立ち、日本側が誠意を尽くしても報われない現実が続いてきました。
今回の岩屋外相の訪問も、単なる韓国への「配慮」に過ぎず、結局は日本側が一方的に損をする形になるのではないかと危惧します。韓国側が日本との関係改善に本気で取り組む姿勢が見えない以上、日本が譲歩する意味はないはずです。韓国側の都合に合わせて動くことは、むしろ日本の立場を弱め、国益を損なうことに繋がります。
また、安全保障や経済協力の名目で関係改善を目指すことは理解できますが、韓国はこれまで日本に対して経済的な圧力をかけたり、輸出管理問題で挑発的な行動をとってきた過去があります。そうした国と安易に協力関係を築こうとする姿勢には、慎重さが欠けていると言わざるを得ません。
韓国は国内の反日感情が根強く、政権の支持率低下を反日に利用する傾向があるため、いくら日本が関係改善に努めても、状況が改善する見込みは薄いのではないでしょうか。こうした背景を無視して関係改善を急ぐことは、単なる外交の失敗につながる危険性があります。
日本政府はもっと現実的で冷静な外交方針を取るべきです。韓国との関係においては、毅然とした態度で対応し、不必要な譲歩は避けるべきです。相手が誠実な対応を示さない限り、無理に関係改善を進める必要はないはずです。
今回の岩屋外相の訪問が、またもや韓国側にいいように利用され、日本が一方的に損をする結果にならないことを願うばかりです。