【麻生 泰さんの投稿】
Xをしばらく離れます。 今回、炎上を経験して如何に自分の失言が物事に影響を及ぼすのかを鑑みた時に、このツールには何のメリットも無かったなぁと実感しました。 医師の退職が3名。入職が確定していた医師が2名辞退され、新たな銀行との取引も白紙になりました。
続きを読む元々、ガーシーさんからは、僕はXは向いてないからやめるようにアドバイスを受けていました。しかしクリニックの広告になるからと意地を張っていました。 SNSでの発言の向こう側には必ず生きた人間が存在します。全ての人が同じ立場で同じ考え方をしてるわけではありません。 正々堂々と顔を出している有識者や有名人の発言は気になりません。 逆に、そんな考え方も有るのかなぁと勉強にもなります。 ただ、考え方や立場が違うだけで、匿名の人から過度に攻撃されるのは、人と違う考え方をしてしまう僕にはストレスフルなツールでした。 また、逆に自分の正しさを振り翳し、沢山の人を傷つけてしまった事も事実ですし、僕自身も反省しています。 例えば、今回の炎上以外でも、韓国の女性DJさんが話題になった時も僕は反対の立場をとりました。逆の立場なら日本が好きだった彼女の気持ちは如何ばかりだったのかなぁと自分が炎上を経験した今では想像する事ができます。 実生活で差別や誹謗中傷を受けた事が無かったので、Xにおいて、在日韓国人というマイノリティの立場で何かを伝える事ができるのかなぁと思っていましたが、こんなにもヘイトに溢れた現実が有る事はとてもショックでした。 ある在日韓国人であると言う匿名の方の投稿にはとてもショックを受けました。匿名ならその投稿をした人が在日韓国人なのかどうかもわかりません。そこまでやるんかと思いました。 川に落ちた犬を更に棒で叩く大衆にも嫌気がさしました。 在日韓国人で有ることや本名を公表し、通名として麻生泰と名乗り、東京美容外科を創業して20年以上になります。 僕の通名は区役所で登録もし、法的効力も持っていますし、免許証にも記載されています。 詐欺や在日特権を享受するためでもありません。 僕は顔も出していますし、詐欺をするために名前を変えたりする事も不可能です。 美容整形という分野で逃げも隠れもした事はありません。一度メスを入れた患者さんには誠心誠意対応して来ました。 皆さんは匿名で自由に発言する事は言論の自由ですし、自由になされば良いかと思います。 匿名で自分は顔も出さないのに、私の通名に関してとやかく言って来るのは滑稽ですらありますが、通名制度に不満があるのなら、それを個人である私に言うのではなく日本政府におっしゃるのが良いと思います。 僕は犯罪を犯してるわけでも不法行為をしてるわけではありません。 脱税で捕まって、医師免許剥奪寸前まで行った人とは違いますし、海外でギャンブルでお金を溶かしたわけでもありません。睡眠薬を使いレイプをした事もありません。 昨年は、20億円以上を日本の国に納税しています。復興税もきちんと払っています。自分で篤志家などと名乗るようなダサい事はしないだけです。 麻生泰という名前を乗っ取ったと言う人もいますが、そら同姓同名の人くらいいるかと思います。 自業自得と言われればそれまでですが、ただ、あなた方の発言のその向こう側には生身の人間が存在し、傷つく人がいる事を知っていて欲しいと思います。 沢山応援や励ましのDMも頂きましたが、このツールに向き合う時間で他に楽しい事をやっていきたいですし、他に生きがいもありますのでこういう決断となりました。 僕のツイートを楽しんでくれて居た方とは、またどこかで他のツールでお会いしましょう。
【じゅんこさんの投稿】
在日3世として日本に生まれた帰化人として申し上げます。
ある在日韓国人の匿名投稿というのが私のことなのかは知りませんが、あなたは全く理解していない。 在日特権を手放し通名をやめてくれと言っているのは、あなたが犯罪者かどうかではなくあなたが『在日』という『属性』を持つ人間だからです。 あなたがどこの誰なのかを問題にしているのではない。
日本を愛する在日韓国人であるならば、なぜここまで日本で在日が嫌われるのかその事実に目を向けてください。 あなたが在日だからではなく、私はあなたが日本を愛する在日なのであれば、日本人に対する誠意を見せるために率先して在日特権を手放すべきだと言っています。
そして、自らの発信力を駆使して在日特権の廃止を訴えたらいかがでしょう。 おそらく拍手喝采、あなたは多くの日本人から支持を得ることでしょう。
なぜそんなにも通名にこだわるのか。日本人に帰化しないのか。そこを日本人は疑問に思ってるんです。
でもまぁひとつ良い表現がありましたね。 『実生活で差別や誹謗中傷をうけたことがない』と。これは素晴らしい発信です。 そのとおり、我々在日は差別なんか受けたことはない。ただただ『嫌われている』だけです。
あとから都合悪くなり削除されたら困るのでスクショとりました。
あなたが通名をやめ、在日特権を手放さず、帰化をしない。
それはあなたの自由ですが、それをしないことでいろんな詮索をされることは当たり前ですが了承したうえで生活してください。 これからも嫌われ続ける道を選ぶか、愛する日本の未来の為の選択をするのかはあなたの自由ですが、国民はみていますよ。
【豊璋(ほうしょう)在日3世シリーズ書いてますさんの投稿】
もう一つ・・・じゅんこさんがおっしゃる「在日特権」に関して少し説明します。 日本で言われる「在日特権」とは法的に認められた事では無く、、、これまで戦後、朝鮮半島に帰国した(帰国事業含め)同胞の年金等を日本政府と折半(推測・都市伝説)する中で朝鮮総連が日本の各政党と太いパイプが出来た事で許されていた事の一つです。 例えば・・・朝鮮商工会に属しそこを通すことで税金をとんでも無く安く払っていた事や朝鮮信用組合が日本の金融機関同様に金融庁に属しながら同胞への不正融資を続け北朝鮮に送金し続けた事を含んだ組織的カラクリを 「在日特権」と呼ばれてます。 法的には何ら認められてない名称なんですよね。 なのでこれを明らかにするには朝鮮総連と政党の過去からの繋がりを暴く事になり・・・誰も出来ません。 ただ、、、少なくない日本人の方々が気づいたって事とこう言ったSNSで発信できる事は重要です。 なので「在日特権」の意味、内容もしっかり学んで議論して欲しいと私は思ってます。 まず・・・法的に「在日特権」と言う項目は無く・・政治と朝鮮総連の馴れ合い・・・の一種だとご理解して上で・・・w 今後、どうしていけば良いかを考えるべきです。 その一環で私は自分の母校、朝鮮学校の在り方を・・・ずっと取材し追ってます。
実は私も通名を2年前に辞めた者です。 正直、、、本名で日本で暮らす場合、、、少し不都合が多いのも確か。 何度か名前を聞かれたりと。 こう言った時に通名があった方が日本の方も楽に接しやすいと思ったりもします。 で、、、私も麻生先生の発言はいつも注視し学ぶ事もありますが今回ばかりは、、、いじり、、、すぎ感があります。 私は家族、親族の立場上、、、ペンネームで記事を書き組織からの迷惑がかからない様にしてます。 出版社に行けば、、、ペンネームに先生をつけて呼ばれどこかに紹介、出演しても同じです。 通名も同じで・・・迷惑が掛からない様、真っ当に生きる上では本名でも通名でも良いと思います。 まず・・・我々、在日は、、、じゅんこさんが言われる通り「在日がなぜ?嫌われるか」考えるべきですね。 その歴史、経緯があるわけです。 ただ、、、バブルが弾け日本人拉致を金正日が認めるまで朝鮮半島問題に全く無関心だった日本人にも責任はあります。 ただ・・・今回の麻生先生の通名いじりは、、、私も少し「怒り」を覚えました。
引用元 https://x.com/z_z_z_z_zunko/status/1877587564099678370
じゅんこさんの発言を読み、深く考えさせられました。率直で誠実な姿勢が感じられる文章で、多くの人々に響く内容だったと思います。特に、「在日特権を手放し、通名をやめてくれと言われるのは、犯罪者だからではなく『在日』という『属性』を持つから」という指摘は、多くの日本人が抱いている感情や疑念を的確に表現しているように感じました。
このテーマは非常にセンシティブな問題であり、在日コリアンの方々にとっても日本人にとっても、議論が感情的になることが多い分野です。しかし、じゅんこさんが示したように、冷静に事実と向き合い、誠意を持って行動することで、少しずつ信頼を築いていくことが可能ではないでしょうか。
まず、在日特権という言葉について多くの誤解があることを理解する必要があります。この特権が法的に認められたものではなく、戦後の朝鮮半島帰国事業や、朝鮮総連と日本の政党との繋がりの中で形成された特定の便宜的措置を指しているという説明は、多くの日本人にとって初めて知る事実かもしれません。この点を明らかにし、過去の背景を正確に共有することは、在日特権の問題を議論する上で不可欠です。
さらに、じゅんこさんが強調している「誠意を示す」という姿勢は、在日コリアンの方々が日本社会で理解を得るための鍵だと感じます。通名の使用や特権とされる措置を手放すことで、日本人の信頼を得られる可能性が高まるでしょう。また、自ら在日特権の廃止を訴えることで、多くの日本人から支持を得ることができるという提案も、非常に建設的なものだと思います。
通名に関する議論も重要なポイントです。通名はもともと、社会的な偏見を避けるために設けられた制度でしたが、現在ではその必要性が薄れてきているとも言われています。特に、日本社会が多様性を受け入れる方向に進んでいる中で、本名で生活することがより尊重されるべきだという意見には賛同します。本名で堂々と生活し、自己を正しく表現することで、誤解や偏見を減らすことができるでしょう。
じゅんこさんのように、在日コリアンとして日本を愛し、真摯に向き合っている方が増えることで、在日コリアン全体への偏見が和らぐことを期待します。日本人も、過去の歴史や現在の状況を正確に理解し、感情的な対立ではなく建設的な対話を進めることが求められます。
また、「実生活で差別や誹謗中傷を受けたことがない」という言葉が印象的でした。これは、在日コリアン全体が常に差別に苦しんでいるという先入観を覆す重要な証言です。ただし、「嫌われている」という感覚があることは否定できず、その原因を冷静に分析し、双方が理解を深める努力をするべきです。
在日特権や通名制度の廃止は、一部の在日コリアンにとっては大きな変化を伴うものでしょう。しかし、それを受け入れることで、日本社会との間にある溝を埋めるきっかけになるのではないでしょうか。また、このような変化は、日本人が在日コリアンを一方的に批判するだけでなく、共に課題を解決していくという姿勢が求められます。
最後に、じゅんこさんのような声が広がり、建設的な議論が進むことで、日本と在日コリアンの関係がより良い方向に進むことを心から願っています。相互理解と信頼の構築が、共生社会の実現への第一歩です。
執筆:編集部B
以下X(旧Twitter)より…