【照月さんの投稿】
引用元 https://x.com/teruduki1113/status/1874989557172847010?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ
自民党が「保守政党」を名乗りながら、実際にはその理念に矛盾するような政策を次々と進めている現状に疑問を感じます。選択的夫婦別姓の導入や、中国人向け10年観光ビザの迅速な実施、さらに立憲民主党との大連立を検討するという報道は、保守政党を支持する多くの国民にとって理解しがたい動きではないでしょうか。
まず、選択的夫婦別姓について考えてみたいと思います。確かに一部の国民からは選択肢の拡大として支持される声もありますが、日本の家族制度や伝統的な価値観に重きを置く保守層からは根強い反対意見があります。夫婦別姓は、家族の一体感や日本の伝統的な価値観を損なう可能性があるという懸念が理由です。この問題については、もっと慎重に議論し、日本の家族制度が持つ良さを守る視点を忘れてはならないと思います。
次に、中国人向け10年観光ビザの導入についてですが、この政策がどれほど国益にかなうものかは議論の余地があります。観光立国を目指す日本として、外国人観光客の受け入れを促進することは経済的な効果を期待できますが、一方で不法滞在や文化的摩擦といったリスクも無視できません。特に、中国との関係においては、経済的な依存が強まることで、日本の独立性や安全保障に影響を及ぼす可能性があることを懸念しています。
さらに、立憲民主党との大連立の検討という話題については、多くの保守派が戸惑いを感じているのではないでしょうか。自民党が掲げる保守的な政策と、立憲民主党のリベラルな政策は基本的に相反する部分が多いと認識されています。そのような背景を持つ両党が連立を組むとなると、それぞれの党が本来持つ理念や政策が曖昧になり、支持者の信頼を失う結果につながるのではないかと懸念します。
保守政党を支持する国民が自民党に期待するのは、伝統的な価値観や日本の独立性を守る政策の推進です。しかし、最近の動きからは、そうした基本方針が薄れているように感じられます。選択的夫婦別姓や外国人観光客の受け入れ拡大といった政策が迅速に進められる一方で、憲法改正や防衛力の強化といった保守的な政策は後回しにされている印象を受けます。
これらの政策が進められる背景には、党内の意見の分裂や世論の多様化があるのかもしれません。しかし、保守政党としての一貫性を維持するためには、党の理念に基づいた優先順位を明確にし、国民に説明する努力が必要です。保守派が期待する政策がないがしろにされている現状では、支持者離れが加速する可能性が高いと感じます。
また、保守的な価値観を大切にする国民にとって、自民党が「保守政党」としての旗印を掲げ続けることには大きな意味があります。そのためにも、国民に対して明確なメッセージを発信し、自らの政策がどのように国益や日本の伝統に貢献するのかを説明するべきです。
最後に、自民党が保守政党としての立場を強化し、国民の信頼を取り戻すためには、理念に基づいた政策の実現が不可欠です。目先の利益や短期的な対応にとらわれず、長期的な視野で日本の未来を考える政治を望みます。
執筆:編集部A