【ERIKSONさんの投稿】
引用元 https://x.com/erikson210/status/1875400827214688631?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ
中国深圳の日本人学校で起きた10歳男児の死亡事件について、日本のメディアがほとんど報じていない現状には強い違和感を覚えます。この事件は母親の目の前で白昼に発生したものであり、その残虐性と衝撃の大きさを考えると、単なる「懸念」を示すだけでは到底不十分です。日本政府はもっと強い態度で中国側に抗議すべきだと感じます。
まず、事件の詳細を知るにつれ、その残酷さに言葉を失います。母親が目撃する中で、10歳という未来ある少年の命が奪われたことは、家族にとって計り知れない痛みをもたらしたことでしょう。こうした重大事件が報じられないのは、情報統制なのか、あるいは日中関係への配慮なのか。いずれにしても、真相を曖昧にする対応は許されるべきではありません。国民には正確な情報を知る権利があります。
日本政府の対応にも疑問を感じます。事件発生後、「懸念」を表明したとのことですが、それではあまりにも弱すぎるのではないでしょうか。自国民が海外で、しかも白昼に殺害されるという重大事件が起きているのに、もっと毅然とした対応を取らない理由がわかりません。抗議を行うだけでなく、事件の真相解明を中国側に強く求めるべきです。また、再発防止策を具体的に提示させる必要があります。
この事件を通じて、日本人が海外でいかに危険な状況に晒される可能性があるかを痛感しました。特に中国のような治安状況や司法制度に不安がある国では、日本政府が自国民を守るための措置を強化する必要があります。たとえば、現地の日本人学校や住民が安心して生活できるようにするための安全対策を講じるべきです。それがなされない限り、海外に住む日本人の不安は増すばかりです。
また、日本国内での報道が極めて少ないことにも不満を覚えます。香港メディアが事件の詳細を報じているのに対し、日本の主要メディアはこのニュースをほとんど取り上げていません。この情報格差は、国民の知る権利を侵害していると言えるのではないでしょうか。報道の自由を標榜する国である以上、重要な事件を隠すような対応は、民主主義の基本に反していると感じます。
さらに、この事件が日中関係に与える影響についても考えざるを得ません。日本は中国に対して経済的に依存している部分が大きいため、政治的に慎重な対応を取ることが多いですが、それが結果として自国民の命や安全を軽視することにつながってはいけません。経済的な利益と国民の安全のどちらを優先すべきかは明白であり、政府は毅然とした態度を示すべきです。
この事件が持つ意味は非常に重いです。個人の命が奪われたというだけでなく、日本と中国の関係性や、日本政府の対応の在り方、そして日本社会の報道姿勢にまで波及する問題です。一つの事件として終わらせるのではなく、この機会に海外で生活する日本人の安全対策や、政府とメディアの役割について改めて見直すべきではないでしょうか。
最後に、犠牲となった男児とその家族に対して心から哀悼の意を表します。このような事件が二度と起きないよう、日本政府と社会全体が真摯に向き合うことを強く願います。
執筆:編集部A