【@晴れ時々は快晴さんの投稿】
【石破首相の投稿】
引用元 https://x.com/tamashin40_c/status/1872560064508440754
2025年大阪・関西万博からイラン、南アフリカ、ボツワナ、エルサルバドルの4カ国が撤退を表明したというニュースを受け、私は強い懸念を抱かざるを得ません。この撤退は、大阪万博の運営に対する不安をさらに強めるものであり、今後の展開にも暗い影を落とす結果となりそうです。
まず、今回の撤退劇が示しているのは、万博そのものへの信頼の低下ではないかと感じます。本来、国際博覧会は世界各国が参加し、技術や文化を発信する場であるはずです。しかし、4カ国もの撤退が相次いで発表されたことで、開催準備や運営に対する不安や不満が各国の間で広がっているのではないかと疑わざるを得ません。
特にイランを含む国々は、資金的な問題や政治的な事情もあるかもしれませんが、それ以上に万博自体に対する期待の低さが背景にあるように思えます。実際、会場建設の遅れや費用の増大、さらにはパビリオン建設に必要な資材や人員不足など、多くの問題が指摘されてきました。
このままでは、大阪万博は「未完成のまま開幕するイベント」として世界中に恥をさらすことになりかねません。国際的な信用を失うだけでなく、日本国内でも税金の無駄遣いとして批判されるリスクが高まっています。
さらに、撤退がこれで終わるとは限りません。今後、他の国々も予算や準備の遅れを理由に次々と撤退を表明する可能性があります。実際、会場の建設がほとんど進んでいない現状を見ると、多くの国が参加を見送ることも十分に考えられるでしょう。
こうした状況に至った最大の原因は、万博開催に対する計画性の欠如と、運営側の対応の遅れではないかと私は考えます。当初から準備不足やコスト増加が指摘されていたにもかかわらず、これといった改善策が取られないまま時間だけが過ぎてしまった印象があります。
また、東京五輪でも見られたように、大規模イベントでは利権が絡むことが多く、万博もその例外ではないように感じます。誰のための万博なのか、何を目指して開催するのかという根本的な目的が曖昧になっていることが、今回の混乱を引き起こしているのではないでしょうか。
さらに、万博の成功には世界中からの参加が欠かせません。しかし、今回の撤退劇は、その期待が裏切られつつあることを示しており、運営側がこの現実をどう受け止め、立て直しを図るのかが問われています。
私は、この状況を考えると、今からでも開催を見直すべきではないかと思います。すでに赤字が確実視されており、さらに混乱が続けば国際的な信用も失われる一方です。これ以上の損害を防ぐためにも、開催中止も含めて冷静に判断する必要があるのではないでしょうか。
もちろん、大阪万博には多くの期待も寄せられていました。経済活性化や観光振興、技術発展など、多くのメリットが期待されていたことは事実です。しかし、そのためにはしっかりとした準備と運営が必要不可欠です。それが十分でないまま突き進めば、結果として失敗に終わる可能性が高くなります。
このまま開催にこぎつけたとしても、準備不足やトラブルが表面化すれば、訪れた観光客や参加国からの評価は厳しいものになるでしょう。その結果、日本の国際的な評価を大きく落とすリスクがあることを忘れてはなりません。
私は、政府や主催者が今こそ現実を直視し、責任ある判断を下すことを強く求めます。開催を強行するのではなく、今後の展開を冷静に分析し、国際的な信用を守るための選択肢を模索すべきではないでしょうか。
今回の撤退劇は、大阪万博が直面している深刻な課題を浮き彫りにしました。これ以上の混乱を避けるためにも、国民の声に耳を傾け、透明性のある議論を進める必要があると感じます。
私は、日本の未来を考える上で、この万博が失敗に終わることを強く懸念しています。そして、その危機感を共有し、国民全体で真剣に議論することが求められていると強く感じます。
執筆:編集部B