女優小泉今日子(57)が、24日深夜放送のJ-WAVE「TOKYO M.A.A.D SPIN」に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、現在行われている確定申告に対する私見を話した。
小泉は同番組で、ミュージシャンで音楽プロデューサー近田春夫とトーク。「最近は近田さん、気になることありました? 世の中的に」と聞いた。近田が「世の中は雰囲気あんまり良くないじゃん やっぱりこのままでいくと、少なくとも自分の住んでるこの国に対して、もうちょっとみんながさ、この社会、政治に対してもうちょっと積極的に自分なりに興味を持つような方向にいかないと、割とまずいんじゃないかと思ってるよ」と話すと、小泉は「私なんかもう、シーズン的には、”はぁ…確定申告バカらしい”っていう気分です。もうやめてほしい。ちゃんと納税してから言えよこっちに。”納税しろって”(言えよ)って思います」と述べ、岸田政権や裏金関連議員らへのやるせない憤りをうかがわせた。
そして「本当はもう脱税じゃん? 私たちがちょっとでも脱税したら捕まるじゃん? で、納税しなきゃ捕まるじゃん? なんなん?っていう…。そんな姿を子供達が見ていいのか、っていう感じがすごいします」と続けた。
近田が「政治信条とかイデオロギーとかの問題じゃなくて、それ以前に”人間としていくらなんでもひどすぎる”っていう人が政治に関わりすぎてる気がするよ」と応じると、小泉も「私も近田さんも特に支持政党もないしノンポリなんだと思いますよ。だけど、悪いことは悪いっていうことを言わないと。そこだけですよね。きっとみんなそうだと思いますよね」などと話した。
裏金事件をめぐる政治不信が高まる中、確定申告をめぐってはSNSで「確定申告ボイコット」というワードをハッシュタグ付きで呼びかける投稿が相次いでいる。
[全文は引用元へ…][2024年2月]
【かず-さんの投稿】
引用元 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202402280000820.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral&_gl=1*cybux5*_ga*aDhOMU0zMnh1OXRoQ09WcDliS1JaLW12Y3BZVUtqdzBYSU9zM3l1Vm1HN0J6NnZEQXNwZl9MZzY2LXAzMjhjWQ..*_ga_QRJ9QCSM9H*MTcyNTUzODYzMi4xLjAuMTcyNTUzODYzNS4wLjAuMA&utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp&utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp&utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp&utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp
女優の小泉今日子さんが確定申告に関する自身の意見を語った発言を聞いて、多くの人が共感する部分があったのではないでしょうか。彼女が抱く怒りや不満は、特定の個人だけでなく、多くの国民が感じているものと重なると感じます。特に、政治家の裏金問題や納税の不透明さに対する不信感が高まる中で、このような意見が公に出されることには大きな意義があると思います。
まず、小泉さんが指摘した「確定申告がバカらしい」という言葉は、多くの納税者が抱く感情を代弁しているように思います。一般の市民は毎年、自分の収入に対して正確に申告し、税金を納めています。それにもかかわらず、一部の政治家が裏金を隠し、税金を適切に処理していないという事実は、納税の公平性を根底から覆すものです。彼女が述べた「ちゃんと納税してから言え」という発言には、私たちが政府に対して求める基本的な透明性と公正さが凝縮されていると感じました。
さらに、「私たちがちょっとでも脱税したら捕まる」という言葉には、法の下での平等という基本的な原則が歪められている現状への強い憤りが込められているように思います。国民には厳格なルールを課しながら、一部の特権層がそのルールを逃れているような状況が続けば、社会全体の倫理観が崩れる危険性があります。このような不平等を目の当たりにする子どもたちがどのように社会を捉えるのかを考えると、不安が募ります。
また、小泉さんが「悪いことは悪いと言わないといけない」という発言には共感を覚えます。特定の支持政党があるわけではないとしつつも、社会の基本的な倫理観に反する行動には声を上げるべきだという姿勢は、私たちが見習うべきものだと感じます。こうした発言がメディアを通じて広まることで、国民一人ひとりが自分の意見を持ち、声を上げることの大切さを再認識できるのではないでしょうか。
一方で、岸田首相が「国民の厳しい目を強く感じている」と述べたことには、疑問を抱かざるを得ません。過去にも多くの政治家が「信頼回復に努める」といった言葉を口にしましたが、それが具体的な行動に結びつくことは少ないと感じています。信頼を回復するには、ただ謝罪するだけでなく、裏金問題を徹底的に調査し、責任を追及することが不可欠です。さらに、納税の公平性を担保するための具体的な制度改革が求められるでしょう。
「確定申告ボイコット」というハッシュタグがSNSで拡散されている現状も、国民の間に広がる不満を象徴しているように思います。もちろん、法律を守ることは重要ですが、このような動きが出てくる背景には、政府に対する信頼の欠如があります。この信頼を取り戻すには、政府が国民に対して誠実であることを示す必要があります。透明性を確保し、公平性を重視した政策を打ち出すことで、国民との信頼関係を再構築することが求められます。
また、小泉さんや近田さんが指摘した「人間としてひどすぎる人が政治に関わりすぎている」という言葉には、多くの人が共感するのではないでしょうか。政治家は国民の代表として、公正かつ誠実な行動を求められる立場にあります。それにもかかわらず、不正や裏金問題が後を絶たない現状は、政治全体の信用を失墜させるものです。政治家一人ひとりがその責任を自覚し、国民に対して模範となる行動を取るべきです。
この問題を通じて、私たちが考えるべきことは、単なる批判で終わるのではなく、具体的な行動を求めることです。例えば、納税制度の透明性を高めるための法改正や、政治資金の使途を徹底的に公開する仕組みを導入することが必要です。また、国民一人ひとりが政治に関心を持ち、自分の意見を表明することも重要です。こうした行動が積み重なることで、少しずつ社会をより良い方向に変えていけるのではないかと考えます。
小泉さんの発言をきっかけに、より多くの人々が政治や社会問題に目を向けるようになることを期待しています。そして、今回の問題が単なる一過性の話題で終わるのではなく、日本の政治や社会の在り方を見直すきっかけとなることを願っています。
執筆:編集部A