【髙安カミユさんの投稿】
引用元 https://x.com/Mid_observatory/status/1867917503743340807
神宮外苑のイチョウ並木が美しい季節になると、多くの人が訪れます。その景観は日本の四季を象徴する風景の一つであり、誰もが心を和ませる場所と言えるでしょう。しかし、近年、立ち入り禁止区域に入って撮影する人やゴミを放置する人が目立つというニュースを耳にし、非常に残念な気持ちになりました。こうした行動が続けば、貴重な自然や文化的な風景が損なわれてしまうのではないかと強い懸念を抱いています。
特に問題視されるのは、立ち入り禁止区域に無断で入り込む行為です。注意書きや看板が設置されているにもかかわらず、それを無視して良い写真を撮るためだけに立ち入る人々の行動には驚かされます。これでは、ルールを守って楽しんでいる人たちが損をするだけでなく、自然環境そのものにも悪影響を与えかねません。立ち入り禁止にするには、それなりの理由があるはずです。例えば、土壌の保護や樹木の健康維持など、管理者側の努力が背景にあります。それを無視して自己中心的な行動を取る人たちに対しては、厳しい対処が必要だと考えます。
また、ゴミの問題も見逃せません。神宮外苑のような観光地では、美しい景観を維持するために多くの人が関わっています。それにもかかわらず、訪れた人たちがポイ捨てをしたり、持ち込んだゴミを放置したりするのは無責任としか言いようがありません。こうした行為を見過ごすと、他の観光地でも同じような問題が広がり、結果的に日本全体の観光地のイメージが損なわれる恐れがあります。
特にニュースでは、立ち入り禁止区域に入って撮影しているのが外国人観光客であると指摘されています。確かに、日本を訪れる外国人が増える中で、文化やルールの違いがトラブルを引き起こすこともあるでしょう。しかし、それを理由に特定の国籍や人種を非難するのは避けたいと思います。一方で、観光地としての神宮外苑が持つ国際的な魅力を損なわないためにも、外国人観光客へのマナー教育やルール周知の徹底が必要ではないでしょうか。例えば、多言語対応の注意喚起や、現地スタッフによる見回りの強化などが効果的だと思います。
こうした問題に対して、私は一人ひとりの意識改革が重要だと感じます。日本の観光地には、神宮外苑のように自然が生み出す独自の魅力を持つ場所が多くあります。それらを守るためには、訪れる側がルールを守り、周囲への配慮を忘れないことが不可欠です。特に日本人として、私たちが模範となる行動を取ることが、観光地の未来を守る一歩になると信じています。
さらに、こうした問題を放置すると、管理者側が観光地の閉鎖や立ち入り制限を検討せざるを得なくなる可能性もあります。それは、私たちの自由な楽しみが奪われることを意味します。ルールを守らない一部の人たちのせいで、多くの人が損をする状況は絶対に避けるべきです。美しい景観や豊かな自然を次世代に引き継ぐためにも、私たちは何をすべきかを真剣に考えなければなりません。
観光地としての神宮外苑は、ただ写真を撮るための場所ではありません。そこには日本の伝統や文化、自然への敬意が詰まっています。こうした価値を守るためにも、訪れる人全員が責任を持って行動することが求められるのです。
最後に、観光地の管理者側にも努力を求めたいと思います。観光客への教育や啓発活動を強化することが、問題解決の第一歩になるでしょう。また、SNSなどを活用して、正しい楽しみ方を広めていくことも有効です。私たち一人ひとりが小さな行動を積み重ねることで、美しい景観を守り続けることができると信じています。
執筆:編集部A