北海道釧路市音別町で計画されている民間による大規模太陽光発電事業は、自然環境への悪影響が懸念されるとして、地元の市民団体や町内会長らが28日、事業の中止を求める要望書と町民ら約2万人の署名を蝦名大也釧路市長に提出した。
この事業は、Sakura2合同会社(東京)が約330ヘクタールに太陽光パネル約12万枚を設置し、最大出力約5万キロワットの発電所とする。
要望書は景観や生態系への影響や、津波が起きればパネルが広範囲に散らばる危険性があるなどと指摘。同社が無許可で防霧保安林を掘削したものの、復旧計画が不透明なままだとも言及し、市長に事業への反対を表明するよう求めた。
引用元 https://www.sankei.com/article/20240528-C4ZUJQ5J4JMRFFS3S7RGLIAMZ4/