【ぴろんさんの投稿】
引用元 https://x.com/pirooooon3/status/1866044003659186228?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ
韓国の学食の写真を目にする機会がありました。その写真に写っていたのは、食べ終わった食器やトレイが返却口に山積みになっている様子や、床に散乱する箸やスプーンの光景でした。正直、このような場面を目にするのは初めての経験で、私は驚きを隠せませんでした。日本では食事を終えた後、食器をきちんと返却口に片付けるのが当たり前のマナーとして根付いています。しかし、その写真に写る状況は、そのようなマナーが守られていないように感じられました。
もちろん、すべての韓国の学食がそのような状態だとは限りません。ただし、この写真が事実だとすれば、文化の違いとはいえ、日本人としてはややショックを受けるものでした。そもそも食べ終えた後の片付けは、他の人への配慮や感謝の表れでもあります。それができていない現場を目の当たりにすると、私たちが普段大切にしている「お陰様」という概念が浸透していないのではないか、という考えが浮かびました。
例えば、日本の学校では、給食の後片付けは生徒自身が行うことが一般的です。この習慣は、責任感や他者への配慮を育む教育の一環でもあります。一方で、韓国ではそのような教育がどれほど行われているのかは分かりません。文化や教育方針が異なる以上、日本と韓国を単純に比較することは適切でないかもしれません。しかし、それでもあの写真が示すような状態は、訪問者や利用者にとって不快感を与えるのではないかと思いました。
また、気になったのは、なぜ床にまでトレイやスプーンが散乱しているのかという点です。食器返却が義務付けられていないのでしょうか。それとも、返却口が常に混雑していて、返却する気を失うほどのストレスがあるのでしょうか。この点については、学食を利用する学生や職員の意識や運営側の取り組みがどうなっているのかを知りたいところです。
日本においては、食事に感謝する気持ちが家庭や学校で教えられることが多く、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉に象徴されています。このような言葉や行動は、食事を準備してくれた人や自然の恵みに感謝する文化を表しています。一方で、韓国ではどのような形で感謝の気持ちが表現されているのかを考えると、言葉や行動の違いもあるのかもしれません。
もちろん、あのような学食の状態は一部の事例に過ぎず、韓国全体の文化を反映しているとは限りません。それでも、床に散乱する食器を見ると、少なくともその場でのマナーが徹底されていない印象を受けます。そして、他の人が片付けることを当たり前と思うのではなく、自分自身で片付ける意識が必要なのではないかと感じます。
私たちが生活する中で、マナーや感謝の気持ちは他者との良好な関係を築くうえで欠かせないものです。学食という場は、学生たちがそのような基本的な社会的ルールを学ぶ場でもあるべきです。そのため、韓国の学食運営者には、片付けの意識を高めるための施策を取り入れていただきたいと思いました。例えば、分かりやすい案内表示を増やす、片付けを呼びかけるスタッフを配置するなどの方法が考えられるでしょう。
私自身、韓国の文化や社会を否定するつもりはありません。しかし、日本人として、食事を準備してくださった方々や次に利用する人への配慮が感じられない場面を見ると、どうしても疑問が湧いてしまいます。このような状況が改善されることを期待しつつ、私たち自身もマナーや感謝の気持ちを改めて見直し、日々の生活に活かしていきたいと感じました。
執筆:編集部A