【門田隆将さんの投稿】
財務省の手口を熟知している高橋洋一氏が正義のミカタで暴露。
①補正予算の組み替えに減税予算を入れ込むと来年からできる
②だが、自民党は再来年からやろうとしている
③“ラスボス”は自民党税調の宮沢洋一会長
④しかし彼と議論する必要はなく、オープンで石破首相と議論すれば減税は可能
⑤ガソリン減税もすぐできる …要は“国民の敵”は財務省と自民党
引用元 https://x.com/NozakaSayo/status/1865194548890341414
最近話題になっている「103万の壁」について、高橋洋一氏が財務省の手口を熟知した立場から語った内容に非常に興味を持ちました。彼が指摘するように、補正予算の組み換えによって減税予算を盛り込むことで、来年からでもこの壁を解消できるという話は、国民にとって非常に希望を与えるものでした。一方で、自民党がこれを再来年以降に先送りしようとしている現状には疑問を感じます。
「103万の壁」という制度は、多くの家庭や働く主婦にとって悩みの種となってきました。本来、働く意欲を促進すべき仕組みが、逆に抑制している現状があるからです。高橋氏の指摘に従えば、この問題は補正予算を活用するだけで早急に対応可能とのことです。こうした現実的な解決策があるにもかかわらず、なぜ政府はそれを先送りするのか。この疑問には、政治の裏にあるさまざまな思惑が関係しているように思えます。
彼が「ラスボス」と表現した自民党税調の宮沢洋一会長についても考えさせられます。確かに、税制の重要な部分を握っている彼が抵抗勢力として存在することは、高橋氏の説明からも明らかです。しかし、その宮沢会長との議論が必須ではないという話には納得感がありました。むしろ、議論の場をオープンにし、石破首相との対話を通じて政策を前に進めるべきだという主張は、非常に合理的に思えます。
この問題において重要なのは、政治家が国民のために行動する姿勢を見せることだと思います。補正予算の組み換えという現実的な選択肢を無視することは、政治家が既得権益を守るために時間稼ぎをしているように映ります。多くの家庭が「103万の壁」によって生活の選択肢を制限されている現状を考えれば、政策を早急に進めることが必要不可欠です。
減税が実現すれば、特に働く女性にとって大きな恩恵がもたらされます。これまで、収入が一定額を超えると控除が減るために労働時間を調整していた人々が、自由に働ける環境が整うでしょう。それによって家計の収入が増え、個人の自己実現の機会も広がる可能性があります。また、経済全体にもプラスの効果をもたらすことが期待されます。
それでも、財務省の影響力が強い現状では、減税の実現が簡単ではないことも理解できます。日本の財政は厳しい状況にあり、減税に伴う収入減をどのように補填するかという課題も存在します。しかし、これらの課題を理由に改革を先送りすることは許されません。むしろ、政府が国民の信頼を取り戻すためには、このような現実的な政策を積極的に進める必要があります。
また、政策を進めるにあたり、議論の透明性を確保することも重要だと感じます。高橋氏が提案したように、非公開の場での議論ではなく、国民がその内容を知ることができる公開の形で行うべきです。それにより、国民が政策の進捗状況を把握しやすくなり、政治への信頼も高まるはずです。
この問題を考える中で、減税が単なる経済的な措置ではなく、社会全体の価値観や働き方を見直すきっかけになると気づきました。現行の制度が抱える問題点を放置するのではなく、それを解消することで新しい可能性が生まれるのではないでしょうか。
今後の動きとして、政府がこの問題にどう対応していくのかが非常に注目されます。石破首相との議論が実現し、国民の声が反映された政策が前進することを期待したいと思います。減税が実現すれば、より多くの人が自由に働ける社会が実現し、結果的に経済成長にも繋がるのではないでしょうか。
執筆:編集部A