12月3日深夜から4日未明にかけて実施された韓国の戒厳に関する報道で、モーニングショーなどメディア*1が「女性の胸に銃」という画像を用いていました。
が、これは複数の角度から韓国の報道各社の動画がネット上で公式配信されており、それを見るとかなり印象が変わります。
まず、この女性は元アナウンサーであり、野党「共に民主党」の報道官で、選挙に立候補もしたが落選した政治家のアン・グィリョン(安貴朎・안귀령 )です。
「ただの女性」ではありません。
突如、彼女が兵士の装備品を引っ張ったことから事が始まりました。
映像の左側から彼女が他の群衆と共に兵士らを押しているのが分かります。
この時、装備を掴まれた兵士は彼女と接触しておらず、画面の手前に居ます。
彼女はこの兵士を視認していません。
画面右側で一瞬だけ見切れますが、直後に彼女が当該兵士の胸元の物を掴み出しています。装備品のコードと思われるものが視認できます。周囲が「アン・グィリョン」と言っていることも動画では分かります。
ここから冒頭の画像のシーンに繋がるのですが、他にも彼女の声のトーンや、その後の発声などから感ぜられるものはあると思われます。
きっかけを作ったのはアン・グィリョンの方であり、兵士は装備を掴まれたから否応なしに対応せざるを得なくなったとしか見えません。
[全文は引用元へ…]
【Nathan(ねーさん)さんの投稿】
引用元 https://www.jijitsu.net/entry/AhnGwi-ryeong-juukou-kaigen
日本の一部メディアが報じた「女性の胸に銃を向けた」という内容に対して、違和感を感じずにはいられません。このような報じ方は、事実関係を十分に確認しないままセンセーショナルな印象を与えることを目的としているように見えます。特に、SNS上でも確認できない情報がテレビで報じられたという点で、報道の信頼性に疑問を抱かざるを得ません。
この問題について韓国の報道各社の映像や情報を確認すると、実際の状況がメディアが伝えたものとは大きく異なることが分かります。まず、問題の女性はただの一般人ではなく、元アナウンサーであり、さらに野党「共に民主党」の報道官を務めたことがある政治家、アン・グィリョン氏です。選挙に立候補した経験もある彼女は、単なる被害者ではなく、行動に明確な意図を持っていた可能性があります。
問題のきっかけは、アン氏が兵士の装備品を掴んだ行為から始まっています。この行動が原因で揉み合いが生じたにもかかわらず、メディアがそれを説明せず、「女性が銃を向けられた」という一方的な見方を伝えたことには問題があると感じます。映像では、兵士が後退しながら対応している様子や、アン氏が何度も装備を掴みに行く姿が確認されており、兵士が攻撃的な態度を取ったとは言えない状況が映し出されています。
このような背景を無視して、一部の事実だけを切り取って報道することは、視聴者に誤解を与えるだけでなく、韓国軍や関係者に対する不当な批判を生む可能性があります。また、メディアがこうした報じ方をすることで、国際的な誤解を招き、日韓関係に悪影響を及ぼすリスクもあるでしょう。
さらに、報道において公平性や正確性が欠けると、視聴者はその情報源を信用しなくなります。メディアが信頼を取り戻すためには、センセーショナルな表現に頼るのではなく、事実に基づいた正確な情報を提供することが求められます。特に国際的な問題を報じる際には、現地の情報をしっかりと確認し、多角的な視点で状況を伝える努力が必要です。
また、この問題を受けて、視聴者側もメディアリテラシーを高める必要があると感じます。情報を鵜呑みにせず、複数の情報源を比較し、自分自身で真偽を確認する習慣を持つことが大切です。特に今回のようなセンシティブな話題では、一部の情報だけを基に判断するのではなく、全体像を把握する努力が求められます。
今回の事例を通じて、日本のメディアには報道姿勢を見直し、信頼される情報源となるための改革を進めてほしいと強く思います。視聴者に対して正確で公正な情報を提供することが、メディアの最も重要な役割です。センセーショナルな報じ方で注目を集めることよりも、真実を伝えることに重きを置いてほしいと願っています。
今後、報道が改善され、視聴者が安心して情報を受け取れる環境が整うことを期待します。正確な情報に基づいた報道が行われることで、私たち国民が冷静に物事を判断できるようになるはずです。
執筆:編集部A