元〝環境少女〟こと気候変動活動家グレタ・トゥーンベリさん(21)が8日、3月の気候変動活動中に警察の命令に従わなかったとしてスウェーデン・ストックホルム地方裁判所から罰金刑を言い渡された。スウェーデン紙「エクスプレッセン」が8日、報じた。 グレタさんは3月12日、スウェーデン国会議事堂の正面玄関の前に座り込み、抗議活動を行った。警察に移動するよう命令されたが、座り込みを続けたため、強制的に移動させられた。その後、警察の命令に従わなかったとして起訴された。
8日、ストックホルム地方裁判所から6000スウェーデン・クローナ(約8万5400円)の罰金が科せられた。さらに1000スウェーデン・クローナ(約1万4200円)の損害賠償を支払うよう命じられた。
法廷でグレタさんは「私が警察の命令を聞いてもそこにとどまったのは事実です。気候緊急事態だし、今も緊急事態だ。そして緊急事態においては、私たち全員が行動する義務がある」と語った。最後に「現行法は人々と地球を守るのではなく、採掘産業を保護している。そうあるべきではないと私は信じている」と話し、法廷を去った。
引用元 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/301723