林芳正官房長官は6日の記者会見で、韓国政府が元徴用工問題の解決策を発表してから1年を迎えたことについて「日韓両首脳のリーダーシップの下、日韓関係を積極的に動かしてきた。日韓の対話と協力は低迷期を脱し、政治、安全保障などさまざまな分野で質量ともに力強く拡大している」と述べた。
韓国政府は昨年3月6日、日韓関係の最大の懸案だった元徴用工訴訟に関して、韓国政府の傘下にある財団が、元徴用工への賠償を命じられた被告の日本企業に代わり、賠償金相当額を支払う解決策を発表。その後、両首脳の「シャトル外交」が再開されるなど日韓関係修復の契機となった。林氏は「韓国側と緊密に意思疎通し、日韓関係の改善を両国国民が持続的に実感できるよう取り組みを進めていく」と語った。【古川宗】
引用元 https://mainichi.jp/articles/20240306/k00/00m/010/071000c?utm_source=smartnews&utm_medium=ios&utm_campaign=smartnews