慰安婦の「性奴隷説」を否定し、世界的に論争を巻き起こした米ハーバード大のJ・マーク・ラムザイヤー教授が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。慰安婦を含めた数々の歴史問題を蒸し返している韓国では2月、いわゆる「元徴用工」訴訟をめぐり、日本企業が韓国の裁判所に預けた供託金が原告側に渡るという「暴挙」が起きた。ラムザイヤー氏は、韓国で繰り返される〝蒸し返し〟を批判するとともに、日本政府に毅然(きぜん)とした反論を呼び掛ける。
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慰安婦については、事実に基づかず「日本政府や軍によって拉致され、売春を強制された性奴隷」というイメージが広がっていた。これに対し、ラムザイヤー氏は慰安婦の法律・経済上の立場を理論的、実証的に検証して「性奴隷」説を否定した。昨年12月には、日本で関連論文をまとめた『慰安婦性奴隷説をラムザイヤー教授が完全論破』(ハート出版)を出版した。
徴用工問題でも、韓国などが吹聴する「徴用工=奴隷労働」のようなイメージを覆す歴史研究は行われている。岸田文雄政権は今回の徴用工をめぐる暴挙に対し、お得意の「遺憾砲」を連発しているが、日本は韓国に対してどう行動していくべきか。
ラムザイヤー氏は「日本政府は、韓国に対して『強制連行や性奴隷はなかった』とはっきりいうべきだ。正しいことを発信していくのは、学問というより人間としての基本だ」と語った。
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/09ea2714d21db8ab49bb4b14c38fc84810b4f7cf?page=2